アパートやマンションの下見は曜日や時間帯を変えよう

アパートやマンションの下見は曜日や時間帯を変えてみよう
別の曜日や時間帯に行く重要性

賃貸物件を契約する前に物件見学は十分に出来ていますか?一回見学しただけで契約しようとしていませんか?もしそうであれば、契約するのを待ってもう一度見学に行ってみてください。少なくとも曜日や時間帯を買えて2回は見学に行くことをおすすめします

あなたが今住んでいるお部屋は昼間と夜間で違いはありませんか?平日と週末で違いはありませんか?編集長が住んでいる場所は夜になると犬の無駄吠えがうるさいですし、日曜日なると近くの公園でソフトボールの試合があり、一日中子供の声が響き渡っています。

時間帯や曜日によって騒音や街の風景もかわります

わざわざ言われなくても、「昼間と夜」「平日と週末」で環境が違ってることくらい知ってる人も多いでしょう。しかし実際に何度も物件見学に行く人は多くありません。そういう人に限ってという言い方をすると御幣があるかもしれませんが、よくクレームを言ってきます。

  • 夜に隣人のテレビの音がうるさい!
  • 夜になると上の階の子供がドタバタ走り回って足音がうるさい!
  • 日曜日、公園で子供たちの遊び声がうるさい!
  • 夜に公園に若者が集まり騒いでいるので注意して欲しい!
  • 同じマンションに風俗の事務所があるようだ!
  • マンションの住人が飼っている犬が吠えてうるさい!
  • マンション前の道をトラックが走り、騒音がうるさい!

このようなクレームを言って来られるのですが、ほとんどがどうしようもできないものばかりです。どうしても我慢できなければ、自分がまたお金を払って引っ越すしか方法はありません。しかしこれらの多くが「昼間」「夜間」「平日」「週末」に物件見学をしていれば、事前にわかった問題が多くあります。

同じマンションでも、昼と夜、平日と週末ではまったく別の環境となる物件も少なくありません。たった1度見学しただけで契約するのは早すぎます。最低でも2回、出来れば昼夜、週末、平日など、時間帯や曜日をずらして行くようにしてください。

何もムリに不動産会社の営業マンに同行してもらう必要はありません。マンションの廻りの環境をみるだけであれば、自分で車を走らせ行けば良いですし、そのマンションの周りを自分が15分くらい歩いていればだいたいの環境は掴めるはずです。

各時間帯・曜日別のチェックポイントポイント

平日の昼間はあなたも仕事に行き留守にすることが多いでしょうから、騒音などを気にする必要はあまりありません。それよりも空き巣が入りやすい環境でないか?ゴミステーションはキレイに清掃されているか?など、防犯的なチェックやマンションの管理体制をチェックすることを優先するようにしましょう。あと最寄駅やバス停まで実際に歩いてみるのも良いですし、学生の子供がいれば通学路などをチェックしておくのは大切です。

次に夜のチェックポイントですが、出来れば1度くらいは営業マンにムリをいって部屋の中に入れてもらってください。そして隣や上下階の声や騒音がどれくらい聞こえるのか?窓をあけたときと閉めているときの騒音の差もチャックしておくと良いでしょう。

それともし勇気があれば隣の部屋の住人に挨拶しておくのもおすすめです。
隣の住人が在宅中であることを確認して訪問します。「隣の部屋を借りと思って今不動産会社の人に案内してもらってたんですけど、話声とか聞こえましたか?」と尋ねると不自然じゃありませんよね。それに隣にどんな人が住んでいるのかもチェックできるので一石二鳥です。

夜は物件周辺のチェックも忘れないでください。マンションに頻繁に若い女性が出入りしていたら、デリヘルなどの風俗事務所がある可能性が高いですし、夜になるとトラックの交通量が急に増える道もあります。近くに公園やコンビニがある場合は、若い男女のタマリ場になっていないかチェックしてください。


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