
賃貸物件の情報でよく目にする「即入居可」という文言があります。これは急いで引越し先を探している人にとってありがたい条件ですよね。
でも実際に即入居とはどういう意味なのでしょうか。申込に行ったその日に入居できるという意味なのか、それとも他の物件より早く入居できるという意味なのか…。
今回は急いでお部屋探しをする際のポイントと、最短どのくらいで住み始めることができるのかを見ていきましょう。
すぐにでも住みたい場合
急に来週からの転勤が決まった…。家族が病気になって看病のために引っ越さなければならない…。など、準備する間もなく引越しが決まってしまうことはよくあります。
そんな時、一番困るのは引越し先が決まらないことです。住む場所が決まらなければ、引越しもできません。できるだけ早く引っ越し先を確保するためには、どうすれば良いのでしょうか。
即入居可が絶対条件
できるだけ早く住む場所を確保するためには、「即入居可」という条件が付いた物件を選ぶことが大切です。
即入居可というのは、現在誰も住んでおらず、かつリフォームやハウスクリーニングなども済んでいて、今すぐにでも生活を始められる物件のことです。
数ある物件の中には、まだ入居中の所や、退去はしているけれどリフォームやクリーニングが終わっていない所などもあり、即入居可という言葉は、急いで物件探しをしている人にとって、大きなキーワードとなります。
即入居可でも審査が必要
即入居可と書かれていても、さすがに申し込んだその日に入居できるというわけではありません。
即入居可の物件であっても、通常通りの手続きを行わなければならず、その際に審査も必要となりますので、行ったその日に住み始めるという事は不可能です。
入居審査でチェックされるのは、年齢や職業、家族構成、保証人の有無などです。これを明確にしておくことで、できるだけ審査を早く終わらせることができます。
最短でも2~3日入居までに時間がかかる
賃貸物件の契約のだいたいの流れは次の通りです。
- 申し込み…申込書と身分証明書のコピーの提出
- 重要事項説明…不動産業者による重要事項の説明
- 入居審査…不動産会社や家主による審査
- 契約書の提出…契約書を仕上げて提出
この中で一番時間がかかってしまうのは、やはり入居審査。通常であれば2~3日は必要となります。ただし急いでいる旨を伝えておけば、早く済ませてくれる場合もあります。
入居審査に時間がかかってしまうため、申し込みから契約完了までは、最短で2~3日は必要です。つまり即入居可と書かれていても、実際には2~3日後に入居できるという事です。
入居までを早く進めるための準備
できるだけ円滑に入居を迎えるために、事前に準備できるものはしっかりと用意しておくことが大切です。
この事前準備があるかないかで、入居までの期間が数日変わってくるので、万全の準備を心がけていきましょう。
必要書類は揃えておく
賃貸物件の契約には、色々な必要書類があります。説明されてから用意するようでは、最短入居が難しくなってしまうので、あらかじめ用意して不動産会社を訪れるのがベストです。
必要書類一覧
- 身分証明書
- 源泉徴収票(給料明細)
- 住民票
- 印鑑証明
- 銀行の通帳と印鑑
- 保証人の住民票と印鑑証明
これらの書類は、どの不動産会社でも提出しなければならないので、どこで借りるかが決まっていなくても事前に用意しておきましょう。
特に住民票や印鑑証明は役所に行って発行してもらわなければならなので、早めの準備がおすすめです。また源泉徴収票も、なければ会社に再発行をお願いしなければならないので、早めに用意しておきましょう。
保証人の書類については、保証人本人に用意してもらう必要があるので、こちらも早めに頼んで用意してもらうと契約がスムーズに進みます。
前金を用意しておく
申し込みの際に申込金が必要になる場合があります。金額は不動産会社によって様々ですが、家賃1か月分ほど用意しておくと安心です。
お金を持たずに申し込みに行ってしまうと、お金を取りに帰ったり、ATMで下ろしたりなど二度手間になってしまいます。
物件を決めてから行く
物件が全く決まっていない状態で不動産会社を訪れると、そこから物件探しが始まってしまって、契約が遅れてしまいます。
なのでできるだけ住みたい物件を選んだ状態で不動産会社に向かうと、話がスムーズに進みます。
保証人を連れていく
可能であれば、契約書を交わす際に保証人に一緒に来てもらうと、早く契約を進めることができます。
契約書には保証人のサインや印鑑が必要です。わざわざ持ち帰って保証人宅を訪れて記入捺印してもらうよりも、一緒に来てもらってその場で書く方が、スムーズに終わります。
すぐに入居したいことを伝える
一番大切なのは、不動産会社にできるだけ早く入居したい意思がある、という事を伝えておくことです。
急いでいると不動産会社に伝えることによって、書類を作成するスピードや審査のスピードが全然違ってくる場合があります。特に審査のスピードが、何も伝えない時に比べて数日程短くなることもあります。
まとめ
即入居可という物件は、即日入居できるという意味ではなく、契約が済み次第すぐに入居できるという意味という事がわかりました。少なくとも入居審査に2~3日はかかってしまいます。
しかも準備不足で臨んでしまえば、2~3日どころか1週間くらいかかってしまう可能性も。すぐにでも引越し先を確保したいのであれば、事前準備をしっかりと行い、最短入居できるように努力していきましょう。
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