部屋の内見に行く際の準備、必要な物

部屋の内見に行く際の準備、必要な物
物件内見は万全の準備をして出かけよう

物件内見はそれなりに時間が掛かりますので、2度手間にならないよう万全の準備をしてでかけるようにしましょう。とくに繁忙期にあたる2月~4月は予約を入れておくのも忘れないでください

ここでは内見時に準備しておく持参物や予約の取り方、内見物件の廻り方などをアドバイスしていきたいと思います。

内見時に持参しておきたい物

転勤などで遠方に引越しをするような場合は内見することは難しいかもしれないが、出来る限り実際の目で物件を見て選ぶことを強くおすすめします。さて内見時に持参しておくと便利なアイテムを挙げておきます。

  • 物件の間取り図
  • 物件情報を印刷したもの
  • メジャー
  • ペンとメモ用紙
  • デジカメ
  • ビー玉

基本、この6つのアイテムがあれば万全です。物件情報と間取り図は自分でパソコンなどから印刷してもいいですし、印刷する環境がなければ不動産会社の担当者に持参してもらうようお願いしておきましょう。

間取り図に関しては、なるべく自分で用意し、内見前にどの場所にタンスを置き、どの場所に冷蔵庫を置く!という具合に配置を想定しておけば、実際に見学するときサイズを測ることができます。

あとデジカメは部屋の写真などを撮影するための物なのですが、これも営業担当の許可をもらってから撮影するようにしてください。基本断る営業マンはそうそう居ないと思いますが、無許可で勝手にパシャパシャ撮影するのは印象が良くありません。

そしてビー玉に関しては説明するまでもないと思いますが、床に置いて傾きを調べるための物です。水平器があれば良いのですが、そういう物を一般の人は持ってませんし、不動産会社の営業マンが持参することも滅多にありません。

必ず予約を入れておく

予約なしで突然不動産会社を訪問しても、たいていの場合は対応してくれるのですが、繁忙期や週末などは他の内見予約が入っていることもあるので、確実性を出すためにも内見の予約電話を事前に入れておきましょう。

それに不動産会社というのは横の繋がりがあるので、他社の賃貸物件を情報だけ紹介させてもらっているケースも珍しくありません。そういう物件についてはカギを所有しておらず、元付け業者のところまでカギを借りに立ち寄らなければなりませんので、時間の大幅なロスになります。

転勤など遠方で内見に行けない場合はどうしたらいいの?

これも決して珍しいことではないのですが、転勤などにより遠方から引越しをしてくる人もいるわけです。そういうとき簡単に内見することは出来ませんよね。 そのため内見もせずに間取り図や写真だけを見て契約を決める人も少なくありません。

たしかに今まではこういうお客さんも珍しくありませんでしたが、今はインターネット社会です。携帯電話一つあれば、誰でも簡単に動画撮影でき、それをメールで送ることができる時代です。

ですので内見に行けない距離の場合、その物件を扱っている不動産会社に電話して、「動画を撮影して送ってもらえないでしょうか?」と相談してみてください。たいていの不動産会社は快くOKしてくれるはずです。

実際に編集長が働いているときも同じように遠方のお客さんに動画を撮影してメールで送ったことが何度もありました。そのとき「お風呂場を重点的に撮影してください」とか「建物廻りの様子も合わせて撮影して頂けませんか」という具合に、自分が特にチェックしたいポイントなどを伝えておくようにしましょう。

とくにゴミステーションやエレベーターホールなどの写真はホームページの物件情報にはアップされていないことが多いので、そういう場所をチェックするのには動画を撮影してもらうのが一番理想です。

入居者がいて内見できない場合はどうしたらいいの?

入居者の退去が決まった時点で入居者募集を始める不動産会社も少なくありませんので、気になる物件がみつかっても入居者がまだ住んでいる状態で内見ができないこともあります。
このような物件の場合、入居者が出て内見ができる状態まで待っていると、他の人に契約されてしまうこともあります。

そこでおすすめしたいのが、同じ建物内で空き部屋が無いか尋ねてみてください。例え希望が3LDKの部屋だったとしても、同じ建物であれば2LDKなどの部屋でも使ってある設備品だったり、お風呂やトイレの広さは同じだったりするので、他の空室を見せてもらい部屋の雰囲気を確かめるという方法があります。

他の物件に決めてしまったとき、どうやって断ればいいの?

せっかく物件の案内をしてくれても、他の業者に良い物件があり、そちらで契約してしまった!なんてこともあるでしょう。このような場合、どうやって断りを入れたらいいのでしょうか?

別に契約してたわけじゃないんだから、そのまま何も連絡する必要ないでしょ。と思われるかもしれませんが、不動産会社の営業マンも必至になって良い物件を紹介しようと努力してくれた訳ですから、ひとこと「すいません、他の物件で契約してしまいました。また何かあったら宜しくお願いします」とだけでも連絡を入れてあげてください。

この電話1本するだけでお互い気分よく次に進むことができます。


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