希望の条件がまとまったら、いよいよ物件探しを始めます。今はネット社会なのでインターネットがあれば、ほとんどの賃貸物件の情報を集めることができます。しかし、なかにはネットには存在しない掘り出し物件があるのも事実なので、色々な情報源に目を向けるようにしましょう
掘り出し物件を上手に探すには、ズバリ自分の足を使うしかありません。あまり厳しい言い方はしたくないのですが、ネットに掲載されている賃貸物件の多くは、あまり借り手がない不人気物件ばかりなんです。実際に人気がある物件というのは、ネットに掲載する間もなく次の入居者が決まってしまいますからね。
情報公開される順番をしっておく
不動産会社が賃貸物件の情報を公開する場所をまずは考えてみましょう。
- ホームページなどのインターネット
- 店頭掲示
- 新聞折込チラシ
- 不動産情報誌
この4つが、情報公開の手段だとおもってください。そして多くの人が利用しているのが、インターネットによる物件情報収集です。携帯やパソコンがあれば、誰でも楽に物件情報をみることができるので、一番効率が良い方法だと言えるでしょう。
インターネットがあれば、入居者募集している賃貸物件のほぼ100%を検索することができます。しかし先にも言ったように、本当に良い物件というのは、ネットに情報公開される前に決まってしまうケースがほとんどです。すごく失礼な言い方なんですけど、ネットに公開されている賃貸物件というのは、いわば「売れ残り」なんです。
もし退去が決まった人気の高い物件があったとします。すると不動産会社の営業マンはどういった行動に出るでしょうか?編集長が営業マンだったときは、まず真っ先に自分の顧客で条件にマッチしそうな人に連絡してました。
それらの顧客で決まらなければ、次にすることは自社のメルメガなどに登録している会員さんにメールで情報を流します。この時点で本当に人気がある物件ならだいたい決まってしまいます。
それでも決まらなければ、最終的にホームページなどで情報を公開するという流れです。
なぜネットに公開されている物件が「売れ残り」だと言ったのか理解して頂けましたか?
「顧客→会員→一般公開」
情報が公開されるのは、営業マン個人の顧客や会社の会員さんを経た一番最後だということになります。さらにもっと詳しく話すと、一般公開されるのにも順番があります。
一般公開とは、「ホームページ」「店頭掲示」「新聞折込チラシ」「不動産情報誌」などのことです。この一般公開にも当然順番があることを知っておきましょう。
おおまかな順番は先ほど紹介した通りで「ネット→店頭→チラシ→情報誌」となります。ちなみにタイムラグはかなりあります。
- 1日目:ホームページで公開される
- 2日目:店頭掲示板などに公開される(※ホームページで公開した情報を印刷して店頭に貼る)
- 2週間後:新聞折込チラシ
- 1ヵ月後:情報誌
このような感じです。ホームページや店頭は比較的早く、定期的に発行されるチラシや情報誌はどうしても遅くなります。ですので、わざわざ不動産情報誌を購入してまで物件探しをする意味はほとんどありません。
チラシや情報誌をみて、すぐに電話で問い合わせをしても「すいません、その物件はもう他の方が契約されてしまいました」と言われるのがオチです。
掘り出し物件をゲットする方法
不動産会社の営業マンにも目標や成績があります。もしホームページなどで物件情報を公開してしまったら、それを見たお客さんが電話などで問い合わせしてきても、必ず自分が電話に出れる保証なんてありません。もし他の営業マンが電話を取ってしまったら、そのお客さんはその電話を受けた営業マンの顧客ということになります。
多くの営業マンはホームページなどで公開する前に自分が抱えている顧客に打診をします。メール会員も同じです。メールであれば一言「担当:○○まで」と書いておけば、お客さんから名指しで指名される可能性があるからです。
つまり営業マンに自分のことを認識してもらい顧客になっておくことが、掘り出し物件に巡り合えるチャンスを増やすことに繋がります。そのためには自分の足を使い、不動産会社を訪問し、一度や二度くらいは物件見学をしておくことが効果的です。
しかし何の充てもなく、ただ不動産会社に行っても冷やかしにしか思われませんので、とりあえずはネットなどで目ぼしい物件を1つか2つ品定めしておき、物件案内してもらいながら営業マンと親密になっておくのが理想です。
ネット検索する場合は、条件は緩めに設定すること
ネット検索で便利なのが条件面を指定して検索できることです。例えば地域、間取り、家賃などがその代表例です。市区町村はもちろん、最近は最寄駅やバス停から条件検索できるサイトも珍しくありません。
とても便利な機能なのですが、ここで1つ注意があります。それはあまり条件を厳密に決めてしまわないってことです。家賃10万円以内のマンションを考えているのであれば、多くの人が「10万円以内」という項目にチェックをいれるはずです。しかしそれでは10万2千円などの物件は除外されてしまいます。この場合、2千円くらいであれば十分に値引きの対象となるので、多少は余裕をもった条件検索にしておくのがベストです。
もちろん家賃だけじゃなく駅までの徒歩時間なども同じです。徒歩5分で検索すれば、徒歩6分の物件情報は最初から除外されてしまいます。インターネット検索はとても便利な反面、こういう見落としが出てしまうのがネックだと言われています。
掘り出し物件を探すコツは、以下の記事でさらに詳しく解説しています。安くて良い部屋を借りたい人は、必ずチェックしておきましょう。
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