借りたい物件の空室がない場合どうする?

借りたい物件が決まっているけど空室がない場合どうする?

あのマンションに住みたい!こんなマンションに住んでみたい!という風に街を歩いていると素敵なマンションを発見することがありますよね。

そんなとき、そのマンションに空室があるか調べる方法をアドバイスします。

まず必ず確認して欲しいのが、「マンション名」と「管理看板」の確認です。ほとんどのマンションは満室でも空室があっても、管理している不動産会社の看板が貼って掲示してあるはずです。

空室があるか確認する

マンションの名前がわかれば空室があるか1発でわかります。ネットで市区町村のマンション名を入力すれば、物件情報がだいたいヒットします。

しかし、ネットには古い情報が残ったままになっていることが多いので、これだけで空室があるか判断することは出来ません。

ネットで空室確認できても、出来なかったとしても次は直接管理している不動産会社へ電話してみましょう。

そして「○○町の○○マンションは今空き部屋ありますか?」と尋ねてみてください。

もしマンションの名前がわからないときは、管理会社へ電話をして「○○町の○○にそちらの会社が管理されている何階建てのマンションがありますよね?」という感じで問い合わせをしても、かなりの確率で特定してくれます。

空き部屋があるというのでしたら、そのまま日時を決めて物件見学をするようにしましょう。

空室がなかった場合

もし電話して「今は空室はありません」といわれてしまった場合の対処法ですが、「他に同じような条件の物件はありませんか?」と他の物件を尋ねるのもいいですし、どうしてもそのマンションが良いのであれば、「退去の予定はありませんか?」とか「近々募集が出る予定はありませんか?」と尋ねてみてください。

基本的に賃貸物件というのは、退去が決まって入居者募集をするまでに2ヶ月くらいのタイムラグがあります。

賃貸物件の平均入居期間は2年間くらいだと言われていますので、そう考えると10部屋以上のマンションであれば、常に誰かが退去が決まっている状態だと言えます。

退去が決まると入居者は管理会社へ連絡をしますが、これが遅くても退去の1ヶ月前です。

そして退去後は現状回復のための調査だったり、ハウスクリーニング、原状回復作業を行うため、退去してから入居できる状態になるまで半月~1ヶ月ほど掛かります。

ですので、現時点で空室がなかったとしても、近々誰かが退去することが決まっている可能性があるので、必ず退去予定などを尋ねるようにしてください。

空室もなく、退去予定もない場合

こればかりはもうどうしようもありません。どうしてもそのマンションを借りたい!そのマンションしか嫌だ!というのであれば、素直に退去者が出るのを待つしかありません。

ほとんどの不動産会社では、そういう場合に予約という形は取ってくれませんが、優先的に連絡をもらえるようにお願いすることはできるはずです。

「退去の予定が出た時点で連絡をもらえないでしょうか?」とお願いしておけば、優先的に連絡してもらえるはずです。

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