1LDKと2LDK、3LDKでかかる引っ越し料金相場は？

更新日：2021年08月02日、[PR]

引っ越し料金は荷物の量や距離によって決まり、荷物が多ければ多いほど、遠ければ遠いほど高くなります。荷物量と言われても、自分の家の荷物がどのくらいあるのかすぐにはわからない人もいるでしょう。

そんなときに手軽に引っ越し料金相場を知る方法はあるのでしょうか。

部屋の広さで引っ越し料金の目安がわかる

冒頭のとおり、引っ越し料金には距離と荷物量が関係しています。距離は最初からわかっている部分ですが、荷物量については実際に訪問見積もりをするまではよくわからず、大体の料金の目安を出すのも難しいですよね。

そんなときは今住んでいる家の部屋数を使うと、引っ越し料金の目安を知ることができます。1LDKと2LDKの間取りの家では、入る家具の量が異なります。ですが、同じ間取りの家なら入る家具の量は大体同じです。家庭によって持っている家具・家電の種類や大きさ、部屋の広さは違っても、同じ間取りの家で使うトラックの大きさが極端に違うということは起こりにくいでしょう。

引っ越し料金に荷物量が関係しているというのは、荷物量によってどのトラックを何台使うかが変わるからです。そのため、各家庭での差異や正確な部屋の広さがわからなくても、間取りによって大体の料金目安を出すことができます。

家の間取り別引っ越し料金相場

それでは家の間取り別に引っ越し料金の相場をみてみましょう。ここでは、1LDK、2LDK、3LDKと、リビングのある間取り3パターンに絞って、時間課金制最大値である100kmの通常期の引っ越し料金相場を紹介します。

引っ越しの基本料金は距離が100kmまでだと時間課金制、100kmを超えると距離課金制になります。

1LDK

1LDKとは、リビングダイニングキッチンに1部屋個室があるものです。1人暮らしの人や、同棲しているカップル・夫婦から、赤ちゃんが1人いるという夫婦などがよく住んでいる間取りでしょう。ちなみに1LDKは、2Kや2DKと広さが同等なので、2Kや2DKの場合もこの相場が参考になります。

1LDKは、2tトラック1台での引っ越しになることが多い間取りです。引っ越し料金相場は50,000円～80,000円です。単身ならこの範囲で少なめ、2人で住んでいるならこの範囲の中でも高めという風に判断してください。繁忙期には2倍～3倍になることもあります。

2LDK

2LDKとは、リビングダイニングキッチンに加えて2つの個室がある家です。同棲カップルや夫婦、または夫婦+子供1人という家族構成に人気の間取りです。この間取りは、3Kや3DKと同等の広さなので、そういった間取りの家に住んでいる人も参考にしてください。

2LDKは、2tロングまたは3tトラック使われることが多い間取りです。この場合の料金相場は、70,000円～100,000円程度です。ベッドやソファなどの大型家具や冷蔵庫などの家電が全て大きいサイズという場合は、高めの値段になります。こちらも繁忙期の場合はもっと高くなるので、心得ておきましょう。

3LDK

3LDKはリビングダイニングキッチンに加えて3つの個室がある家です。夫婦と子供1人～2人という家族構成がよく住んでいる間取りです。4Kとも同等の広さになります。

3LDKは、4tトラックや4tロングトラックが使われることの多い間取りです。料金相場はぐっと上がって100,000円～150,000円位となります。荷物の量が多かったり、大型家具・家電が多いと4tロングトラックが必要になるので、その場合はこの相場の範囲でも高めの料金になります。

このクラスになると、繁忙期の2～3倍という値段が膨大な額になります。できるなら繁忙期を避けるか、4tロングトラックになってしまった場合は、4tトラックに収まるように荷物を処分できないか検討してみましょう。

引っ越し料金を少しでも安くする方法

間取りによる引っ越し料金相場の差は、各間取りで引っ越しに使われるトラックの大きさの差です。トラックの大きさや数、作業人員や作業工程が増えるとその分引っ越し料金が高くなっていきます。

特に繁忙期にどうしても引っ越しをしなければならないという人は、少しでも引っ越し料金を安くしたいですよね。そこで、引っ越し料金を安くできる方法を紹介します。

自分でできることは自分でする

引っ越しのプランは、梱包・荷解きなどを全ておまかせするもの、梱包だけおまかせするもの、梱包も荷解きも自分でするもの、というプランが設定されていることが多いです。当然ながら、全ておまかせするプランが一番料金が高く、自分で梱包・荷解きをするプランが安くなっています。

ですから引っ越し料金を安くするためには、面倒でも梱包などを引っ越し業者に任せず自分でやりしょう。それだけでかなり引っ越し料金が変わります。

トラックを小さくできるように荷物量を減らす

荷物量を減らして1つ小さいトラックで引っ越しができれば、ぐっと引っ越し料金は安くなります。

まずは訪問見積もり時に相談を

荷物量を減らせばトラックの大きさが変わるかどうかは、訪問見積もり時に引っ越し業者の見積もり担当者に相談できます。

トラックに余裕があるかどうかをまず訊いて、余裕があるなら、荷物量を減らすことで1つ小さいサイズのトラックになるかを尋ねてみましょう。その結果で、荷物量を減らすべきかどうか判断しましょう。

要らないものは処分する

荷物量を減らすときには、それほど使っていないものから処分していきましょう。2年は着ていない洋服、もう読むことのない本や見ることのないDVD、使っていない電化製品などがそれに当たります。

使えないほど古いものは地域のゴミ捨てルールに従って処分してください。自分は使わないもののまだ状態が良く使えるものは、リサイクルショップに買取に出すのもアリです。

大型家具は解体する

大型家具は、トラックの中をかなり占領してしまいます。解体でき、組み立ても難しくないという家具なら解体してコンパクトにまとめましょう。ベッドフレームなんかは、コンパクトにまとめやすい家具の代表格です。

午前中、土日、大安などを避ける

そのほかで料金を安くする方法は、引っ越しの時間帯や日付を変えることです。引っ越し時期が通常期であっても繁忙期であっても、午前中、土日、大安の引っ越し料金は高めに設定されています。

大安以外で平日の午後の引っ越しを選べば、それだけ安くなりやすいです。土日にしか引っ越しができない場合も、午後からの引っ越しを選ぶと引っ越し料金を安く抑えることができます。

まとめ

ここで紹介したように、今住んでいる家の間取りによってある程度の引っ越し料金相場を知ることができます。しかし、ここにはそれぞれの部屋の広さや、個人個人の荷物量の差は含まれておらず、あくまで一般的な相場です。大体の予算立てをするのには有効ですが、実際の引っ越し料金とかなり異なる場合もあります。

実際に引越すときには訪問見積もりを頼んで、正確な料金を出してもらいましょう。

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