電気・ガス・水道の引っ越し手続きを簡単に済ませる方法

覚えておくと便利!電気・ガス・水道の引っ越し手続きを簡単に済ませる方法

引っ越し前後は、慣れない住所変更の届け出や各種の手続きなど、やらなければならないことがたくさんあります。気をつけながら一つずつこなしたつもりでも、どこかに漏れがあることも。ここでは、特に重要な電気・ガス・水道の引っ越し手続きを、要領よくまとめてできるサービスを紹介します。

電気・ガス・水道のライフラインは早く手続きをすること

手続きを期限までにすませなければならないもの、急がなくても良いもの、次回の更新時で良いものなどいろいろありますが、ライフラインである電気・ガス・水道は特に、きちんと手続きをする必要があります。

「部屋を退去して無人で誰も使っていないから、使用料はかからないだろう」などと思っていたとしたら、損をしてしまいますよ。たとえ全然使っていなくても、退去して引っ越すことを自分で届け出ない限り、いつまでも月々の基本料金が銀行口座から引かれてしまいます。

引っ越し後は、ガス会社の検針員立ち会いのもと、ガス機器が安全に使えるか確認する開栓手続きをしないと利用できません。引っ越し疲れを癒やすため新居のお風呂にゆっくり浸かりたくても、ガスが使えないとそれも叶いません。

また、引っ越し先がオール電化住宅の場合、電力会社立ち会いで通電の確認作業をしなければ、お湯が使えない場合もあります。引っ越し当日からこのような不自由な思いをしなくてすむように、早めに届け出ましょう。

面倒な手続きは「引越れんらく帳」が解決してくれる

引っ越しにおける手続きでは、お客様番号を告げ、契約者氏名を確認し、旧居と新居の住所と電話番号を伝え、引き落とし口座を変更したければ申し出て書類を送ってもらうという流れが一般的です。

同じ作業のくり返しなら、できることならまとめて手続きできれば良いですよね。それを実現してくれたのが、電力会社である東京電力エナジーパートナーの「引越れんらく帳」です。

東京電力の「引越れんらく帳」とはどんなサービス?

「引越れんらく帳」は、東京電力管内以外の地域に住む人でも、パソコンがあれば無料で利用できます。web上で名前と新居の住所などを登録し「マイ引越れんらく帳」を作成することによって、複数の住所変更手続きを行えます。

同時に、停止と開始の申し込み手続きを、相手先の事業者にメールで自動連絡してくれます。24時間いつでも利用OKで、自分が何をどこまで手続きしたのか、申し込み後の受付状況を後から確認することもできます。

ライフラインのほか、クレジットカード・損保・プロバイダなども

このサービスには、電気、ガス、水道などのライフラインのほか、郵便、銀行、NHK、プロバイダ、携帯電話事業者、損害保険会社、クレジットカード会社、新聞社などの事業者が参加しています。

地域や事業者によっては対応していないこともありますが、ある程度まとめて手続きができるのは便利です。自分の手続きをしたい事業者が対応しているかどうかは、「マイ引越れんらく帳」に登録する前に確認できます。

「引越れんらく帳」はこちら

個別に確認したい人は、直接問い合わせを

上記の「引越れんらく帳」で対応していない事業者や、パソコン操作に自信がない人は、事業者に直接問い合わせて手続きをしましょう。その流れを紹介します。

電気の使用停止、開始手続きについて

電気料金の領収証を手元に用意し、「転居の際はこちらへ連絡を」と記載されている番号に電話をかけます。引っ越しの届け出であることを告げ、お客様番号や氏名、退去日などを伝えます。

電気料金の精算をどうするか聞かれるので、当日の集金、後日の口座振替、金融機関やコンビニでの送金などの希望を伝えます。集金を希望するなら、遅くとも引っ越しの3日前には連絡するようにしましょう。そうすると、退去の際には、ブレーカーを「切」にするだけです。

引っ越し先での開始手続きでは、オール電化住宅の人は事前に立ち会いが必要な場合があるため、一週間前には電力会社に開始手続きを申し込みましょう。

それ以外なら、基本的に電力会社の立ち会いは必要ありません。引っ越した先の住居のブレーカー、漏電しゃ断器、配線用しゃ断器のすべてのレバーを「入」にすれば、すぐに電気が使えます。その後は、備え付けの「電気使用申込書」に必要事項を記入し、ポストに投函するだけです。

ガスの使用停止、開始手続きについて

ガス料金の領収証に記載されているカスタマーセンターなどの電話番号に連絡し、引っ越しの届け出をします。ガスメーターが室内にある場合やオートロックマンションなどでは、ガス会社の検針員の立ち会いの必要があるので、一週間前には連絡をしましょう。

ガスメーターが屋外にあって自由に見られる場合は、退去の際の立ち会いは不要です。しかしその際も、当日の現金精算を希望するなら、やはり一週間前には届け出て日時の予約をしましょう。お客様番号と契約者名、引っ越し日などを伝え、精算方法を決めます。

ガスの使用開始の手続きは、引っ越し先で使うガス会社へ一週間前には連絡をします。引っ越しの混み合う3月や4月なら、希望する日時の予約が難しい場合があるので、引っ越しが決まったらなるべく早く申し込むようにしましょう。

開栓の手続き時には、ガス器具が設置されていることが必須です。自分で用意していない場合は、使用するガス会社に購入申し込みをして、持ってきてもらうこともできます。

開栓作業では、ガス会社の担当者が、ガス器具とガスの種類が適合したものかどうか、ガス漏れがなく安全に接続できているか、ガスホースが劣化していないかなどの安全確認を行います。その確認がないと給湯器なども使えないので、確実に申し込んで、引っ越し当日から不自由なく使えるようにしておきましょう。

参考:東京ガス(引越しのガス・電気のお手続き)

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水道の使用停止、開始手続きについて

水道の使用停止手続きは、管轄の自治体により異なります。一般的には、水道の元栓を閉めたり開けたりすれば良いだけ、ということが多いですが、念のため早めに届け出て、手続き方法を確認しておきましょう。

新居で水道の使用を開始する場合は、原則、検針員の立ち会いは不要です。メーターボックスや玄関先の庭にある止水栓を開け、濁った水が出なくなるまで水を流します。問題なく使用できれば、備え付けの「水道使用開始申し込みハガキ」に必要事項を記入して、ポストに投函するだけです。

参考:東京都水道局

混乱しないようにチェックリストを作成しよう

引っ越しの準備や手続きはあまりに煩雑すぎて、何をどうして良いかわからず、スマホやパソコンで一つひとつの手続きについて調べながら進める人も多いでしょう。

やることが増えれば増えるほど、何をどこにどう届けたのか後で分からなくなってしまうため、チェックリストにして記録することをおすすめします。その際は、「引っ越し前」「引っ越し後」など「いつまでに」ということを明記して、手続きが終わったものは届け出た日付を書き込んでおきましょう。

こちらの記事「引っ越しやることリスト!準備の流れと手続きまとめ」で、引っ越し前後のやることをまとめているので、ページを印刷するか書き出すなどして、漏れのないよう引っ越しを進めていきましょう。

まとめ

「引越れんらく帳」は、インターネットで一回入力すると手続きがまとめて行えるので便利です。履歴が残るため、何をどこまでやったのかが一目瞭然で、漏れがありません。

インターネットやパソコン操作に不慣れな人は、個別に電話連絡をしましょう。早ければ2週間前から受け付けているところもあるので、忘れないように早めの連絡をおすすめします。


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