一人暮らしの引っ越しの準備と費用の目安について

一人暮らしの引っ越しを効率よく進める準備と引っ越し費用の目安

はじめて一人暮らしをする人は、引っ越しが決まった時に何から手をつければいいのか、悩んでしまうこともあるでしょう。一人暮らしの引っ越しを効率よく進めるには、金銭的な面も含めて、準備をしておく必要があります。

ここでは、一人暮らしの引っ越しのときにしておかなければならないことと、費用の目安をまとめてみました。

引っ越しが決まったら…

引っ越し先の物件を見つけて契約をしたら、入居日までに引っ越しの準備をして過ごすことになります。まず引っ越しが決まったらやっておくこととはどのようなことなのでしょうか。人によっては必要のない準備もあるかもしれませんが、入居日までにやっておく引っ越しの準備を説明していきます。

引っ越しの1~2ヶ月前から準備できること

引っ越しの準備は1~2ヶ月前から徐々に進めていきます。まずは、1~2ヶ月前から進める準備を紹介します。

やっておくことリストを作る

まずは、引っ越しにあたり、しておかなければならない「To Doリスト」を作成しましょう。やったことから、チェックして消していけば、やり忘れを防げます。リストは自分が見やすければどのようなものでも大丈夫です。引っ越しまでと引っ越した後にわけてリストを作っておくと、スムーズです。

以下のページを参考にして、引っ越し準備を進めていきましょう。

引っ越しやることリスト!準備の流れと手続きまとめ

不用品を処分する

引っ越しは、業者に頼むにしても自力でやるにしても荷物が少ない方が楽ですし、安上がりになります。ですから、引っ越しをするときには不要なものをまとめて処分するのが鉄則です。

雑誌類やここ数年は着ていない服、数年使っていないもの、古い調味料、使う予定のないものは、片っ端から処分していきましょう。捨てるときには、住んでいる自治体のゴミ捨てルールに沿って、処分するようにしてください。

物によっては売れるものもあるでしょう。ゲームや本をはじめ、家具や家電も売れる場合があるので調べてみてください。ネットオークションを使うという手もありますが、売れるまで時間がかかりますし、手間もかかるので、慣れている人以外にはあまりおすすめできません。

なお、不用品が高く売れるリサイクルショップを以下の記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

不用品を高く買い取ってくれるリサイクルショップまとめ

新居での家具の配置や購入する家具・家電を考える

新居用に家具の購入を検討するという人も少なくないですよね。引っ越し先の物件が決まったら、実際に部屋を見られなくても部屋の寸法はわかるはずです。もしも部屋の間取り図をもらったときに寸法をもらえなかったら、不動産屋さんにお願いして寸法をとってもらいましょう。

そうすることで間取り図を見ながらどこになにを置くのか計画することができます。この寸法を参考に、今ある家具・家電の配置と、これから買う家具を検討しましょう。ただし、あまりギリギリの寸法で家具の配置を考えるのは危険です。少しは余裕を持っておかないと、引っ越し先で家具が入らないという事態になりかねません。

引っ越し業者を検討する

入居日が決定すれば、引っ越し業者との契約もできるようになります。荷物がとても少なく、短距離引っ越しであるという人は自力で引っ越しをするかもしれませんが、自力でする場合も引っ越しの日に何が必要なのか確認しておいてください。

業者を頼むという人は、複数の業者に見積もりをお願いして、自分に適したプランを検討しましょう。少しでも安くあげるためには、荷物を減らして、単身パックなどのお得なプランで引っ越せるようにすることです。

引っ越しの2週間前から進める準備

次に、引っ越しの2週間前から直前までに進めておく準備を紹介します。ここまでくると引っ越しは目前なので、やり忘れのないようにしておきたいところです。

荷造り

荷造りのほとんどを業者に任せるようなプランもありますが、当然ながら自力でやる場合に比べて金額が高くなってしまいます。ですから、荷造りは極端に時間がないという人以外は、自分でやってしまいましょう。ダンボールは業者からももらえますし、スーパーなどでももらえることがあります。

役所の手続き

住んでいる場所の役所に行き、住所変更の手続きをしておきましょう。転出届には、印鑑と身分証明書が必要です。この手続きをしたときに「転出証明書」というものが、数日後届くようになっています。この転出証明書は引っ越し先で転入届をするときに必要になるので、なくさないようにしてください。

この手続きをしておかないと、引っ越し後ちょっと面倒なことになるので忘れないようにしましょう。

郵便物の転送手続き

役所の手続きと併せて、郵便物の転送手続きもしておきましょう。これは旧住所あての郵便物を、新住所に送るというサービスです。こちらはわざわざ郵便局まで行かなくても、インターネット上で申し込むことができますし、引っ越し前にやり忘れていたときは、引っ越した後でも手続きできます。

電気水道ガス・インターネットの申し込み

引っ越しが迫ってきたら、電気水道ガスなど必要なものの申し込みもしておきましょう。電気と水道に関しては、引っ越しの日に申し込んでもすぐに使えるのですが、ガスだけは別で、事前予約の上で立会いが必要になります。

また、インターネットも最初から準備のある物件でなければ、契約をしておかなければなりません。旧住所の電気水道ガス、インターネットの解約の手配も忘れずにしておきましょう。

事前に各担当窓口に電話をして、使用終了日を連絡しておきます。支払いについては、それぞれの支払い方法や契約内容によって異なるため、それも併せて確認してください。

引っ越し先でやること

荷物を新居に運びこんだら、晴れて引っ越し完了です。しかし、引っ越し後にもやっておかなければならないことがあるので、忘れないようにしてください。

役所で転入届を出す

旧住所の役所でもらった転出証明書と、印鑑・身分証を持って、新住所の役所で転入届を出します。運転免許証や、各種サービスの住所変更をするために、必ず最初にやっておきましょう。原則、転居後14日以内にしておかなければならないと定められています。

運転免許証の住所変更

転入届が終わったら、運転免許証があれば免許証の住所変更もしておいてください。各種手続きを行うときに身分証として提示するもので一番多いのは運転免許証ですよね。この住所変更が終わっていないと、申し込めないサービスなどもあります。

警察署や免許センターで手続きできます。事前に必要な書類等を、住んでいる地域の警察署のホームページ、若しくは担当窓口で問い合わせておきましょう。

その他サービスの住所変更

住所変更が必要なサービスは、人によって異なります。たとえば、クレジットカードの請求住所、携帯電話の契約住所などの変更が必要になります。住所変更に必要な書類はサービスによって違うので、それぞれの問い合わせ窓口に問い合わせてみましょう。

引っ越しにかかる費用

引っ越しをするときには、まとまったお金が必要です。この金額の用意がなければ、引っ越しはできません。荷物量や引っ越しの距離、物件によって費用は異なりますが、大体の費用が出せるような目安を説明します。

物件の初期費用

賃貸物件に引っ越す場合、敷金や礼金、仲介手数料、火災保険、1ヶ月分の家賃などが最初に必要になります。敷金や礼金が、家賃の何ヶ月分必要かといったところは、物件によりかなり異なるので、物件を選ぶときにチェックしておきましょう。

たとえば、家賃が60,000円の物件を契約したときには、初期費用として敷金・礼金・仲介手数料が各1ヶ月分と、前払家賃や保険料を入れて、300,000円あれば初期費用を賄えるでしょう。敷金・礼金が安めの物件なら、もっと少なくても大丈夫です。

引っ越し業者の費用

引っ越し業者の費用も、荷物量や距離によってまちまちですが、単身なのであればだいたい50,000円から80,000円を見ておけばまず間違いはないでしょう。

もちろん、荷物が少ない人や近距離なら単身パック等安価なプランを使えばもっと安くなることもあります。しかし、安価なプランでは運べないものも出てくるため、きちんと見積もりはとっておきましょう。繁忙期はさらに値段が上がることも考えられます。

家具や家電を新たに買う場合

引っ越しにあたり、家具・家電を新しく買うには、そのためのお金も必要です。これは選ぶ家具・家電によってかなり金額に差が出てくるものですから、予算の目安は出せませんが、最初から決めた予算内で買うようにすると、いいでしょう。

予算が少ない人は、優先順位をつけて絶対に必要なものから購入し、残りは徐々に買い足していきましょう。

引っ越しはいろいろと手間とお金がかかるものです。しかも、やり残しがあると後々困ってしまうこともあります。事前に、必要なものやお金をしっかりと準備して、抜けのないように効率よく進めていきましょう。


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