エアコンやAV配線を引っ越し業者に依頼する際の料金は？

更新日：2021年08月02日、[PR]

テレビやDVDレコーダー、エアコンやパソコンは、電源プラグをコンセントに差せば使えると思っている人はいませんか？もしそうなら、この先の難しい話は抜きにして、引っ越しをするときは業者に設置と接続をお願いした方が良いかもしれません。

そもそも、エアコンを自分で移設してみようというチャレンジャーはなかなかいないでしょう。今回は、引っ越し業者のエアコン工事やAV配線のオプション料金を紹介します。

エアコン移設や家電の配線は引っ越し業者がやってくれるの？

引っ越しに伴う家電の取り外しや取り付けは、自分で対応できないものは、引っ越し業者が行ってくれます。作業に特別な技術を必要とせず簡単にできるもの、たとえば冷蔵庫の運搬や照明の取り外しや取り付けは、一部の業者を除き、たいてい標準の料金プランの中に含まれています。しかし、それ以外の作業になると有料になる場合がほとんどです。

オプションサービスで対応可能

取り付け作業に手間がかかるもの、高所作業で危険を伴うもの、知識や技術が必要なもの、電気工事士でないと作業をしてはいけないものなどは、引っ越し業者の有料オプションサービスを利用できます。

簡単なものならスタッフが、その他のものは提携業者に

エアコンの取り外しだけなら、資格を持った電気工事士でなくても引っ越し業者のスタッフが行うところもあります。しかし、取り付け時は場合によってはコンセントを新設したり、今まで使っていた室外機をつなぐ配管を交換したり延長したり、内外接続電線を壁に固定する工事が必要になります。

その際は、電気工事業として登録した業者の電気工事士が行うことが法律で義務付けられています。そのため、エアコン工事に関しては、引っ越し業者が提携している電気工事業者の技術者が作業を行ってくれます。

同様に、BSやCSの屋外アンテナも、ベランダに取り付けてあるものの取り外しまでは引っ越し業者がやってくれることが多いです。ただし、屋根の上など作業に危険な場所だと、別途料金がかかる場合もあります。

ホームシアターやテレビとDVDやブルーレイレコーダーなどの接続なら、複雑すぎないものなら引っ越し業者のスタッフがオプションサービスで対応してくれるでしょう。

AV配線サービスはこんな人におすすめ

• 実はDVDの録画予約もおぼつかない
• テレビとブルーレイレコーダーやゲーム機器、カメラをWi-Fiで使えるようにしてほしい
• テレビの背面にたくさん付いている端子の言葉の意味が全く分からない
• BSとCSを一番きれいに映るように設置してほしい

最近では、テレビをWi-Fiでインターネットに接続したり、ゲーム機とテレビをつなぎオンラインで通信対戦したり、様々な楽しみ方をする家庭が増えました。家電をWi-Fiでインターネット接続することにより、外出先からでも、スマホなどで家電のスイッチを制御したり録画予約したりできます。

そのような便利なシステムを使いこなしたくても、接続がさっぱりでなかなか導入のきっかけがないという人は、引っ越しがチャンスかもしれません。AV配線のオプション利用でどこまでやってもらえるのか、相談してみるのも良いのではないでしょうか。

引っ越し業者に依頼した場合の料金は？

引っ越し業者のオプション料金は、引っ越し業者の規模や提携する電気工事業者の料金設定により、かなりのバラつきが見られます。また、引っ越し業者によっては、洗濯機や照明の取り外しと取り付けなど細かく料金設定している業者もあれば、標準プランの料金内に含めている業者もあります。

AV配線も機器一台ずつに料金がかかってくるのか、一式の料金となっているか気になるところですが、以下に大体の相場を書いておきます。

エアコン工事料金例（税抜き）

• A社 移設　市内一台20,000円から、市外は別途料金
• B社 取り外し・取り付け20,000円から
• C社 脱着15,800円から

BS・CSアンテナ工事

• A社 取り付け13,800円
• B社 取り外し7,000円から、取り付け18,000円から
• C社 取り外し4,320円、取り付け9,720円から

DVDプレイヤー

• A社 配線取り外し1,500円、配線取り付け3,000円
• B社 配線取り付け3,000円
• C社 配線3,100円

パソコン配線

• A社　6,200円
• B社　4,000円
• C社　10,500円より

まとめ

業者により有料と無料の設定が分かれているため、AV機器をたくさん所有する人は、そこで大きく見積もり額が違ってくるかもしれません。壁のコンセントやテレビアンテナを塞ぐ位置に大型家具が並ぶときは、引っ越し業者のスタッフが気を利かせて、特に事前にお願いしていなくても配線してくれる場合もあります。

有料でオプションを依頼するなら、その内訳と料金を記載してもらいましょう。中には、自分で対応できるものがあるかもしれず、省けるものは削ってもらいましょう。引っ越し後に、新たに部材が必要になることがあり、当初の見積もり額とは別に追加料金が必要になることもあります。

引っ越し業者を選ぶときは、オプション料金が高いか安いかで選ぶのではなく、あくまでも見積もり総額で判断した方が良いですよ。

※記載の料金例は、2017年3月時点のものです。

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