マンション選びで間取りや価格にばかり気を取られる人が多いようですが、実際にはいくらお金を積んでも変更がきかない立地や環境を重要視する人が多く、とくにシングル女性のマンション選びには欠かせないポイントだと思います。
間取りや内装というのは、後々お金を掛ければ変更するこができますけど、マンションが建つ立地や環境というのは、お金ではどうしようもありません。将来賃貸や売却できる立地、駅からマンションまでの夜道でも安心して帰ることができる環境であるかチェックしてください。
環境や立地と将来を見据えたマンション選び
女性のマンション選びは、将来的な活用法や安全面を考慮して、立地や環境選びがとても重要になります。いざ夢のマイホームを手に入れたけど、そこがあなたにとって安心・安全に生活できる場所でなければ何の意味もありません。
将来的に売却・賃貸としての需要がある立地なのか?さらには、安心して生活できる環境であるかを厳しくチェックしておきましょう。
マンション立地選びのポイント
もし将来的に結婚した場合だったり、親の看病などで実家に戻ることになってしまった場合、マンションを空室のままにはできません。そうなると売却であったり、賃貸として貸し出すという選択をしなければなりませんが、立地が悪いと買い手や借り手がみつからない!という最悪の事態も考えられます。
それでも住宅ローンの支払いは毎月続きますので、自分が考えているよりも安値で売却したり、賃貸として貸し出すことになってしまいます。もし5年後、10年後に売却や賃貸として貸し出す場合に、この立地で買い手がるだろうか?借りてくれる人があるだろうか?という目線でマンションをチェックしてみてください。
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新築のときには思わず価格面に釣られて購入してしまうかもしれませんが、その物件がもし中古や賃貸だったとして、自分なら買うだろうか?借りるだろうか?という目線で検討しなければなりません。
とくに1LDKクラスのシングル向けマンションであれば、マンションのグレードや間取りよりも、生活の利便性を重視する人が多いようです。賃貸として借りる場合でも、駅から近い、コンビニやスーパーがあり、会社までも近いことなどが重要視されます。
将来的に田舎の両親を呼び寄せて一緒に暮らすことまで考えているのであれば、少々立地が悪くても広めのマンションを購入しても問題ありませんが、将来まったく何も計画がないのであれば、売却や賃貸ということまで目を向けたマンション選びをしなければなりません。
あくまでも目安ですが、都内でシングル女性に人気が高い立地というのは、新宿、渋谷、品川などへ30分程度で通勤できる場所。さらに駅から徒歩8分以内で、複数の路線が乗り入れている駅があるマンションがおすすめです。
出来る限り駅からの徒歩分数は10分以内というを目安にしてください。徒歩10分と徒歩8分では、心象が全然違います。
環境選びのポイント
マンション周辺の環境を何よりも重要視する女性は少なくありません。マンション周辺にスーパー、病院、コンビニ、銀行などが揃っていることもそうですが、同じくらい公園や緑がある環境を望む女性も多いです。それとちょっと贅沢を言えば夜景が見えるのも良いです。これは自分が住む場合であっても、売却や賃貸に出すことを想定しても高ポイントとなります。
環境選びで注意したいのは、絶対に1度の物件見学で満足しないことです。同じマンションであっても昼間と夜間、平日と休日ではまったく異なる場合があります。平日には人通りが多い場所でも夜に行けばまったく人通りもなく、街灯もない暗い夜道だったり、近くに公園があっても、夜になると若者のたまり場になっていて騒ぎ声が夜中まで続くなんてこともあります。
また夜や休日は隣部屋の住人が部屋にいることも多いので、テレビの音、上階の足音、外からの車の騒音などもチェックすることができます。
言うまでもないでしょうが、賃貸マンションのように環境や立地が悪いからと言って簡単に引越しすることができません。一生の買い物をするのですから、環境や立地は慎重すぎるくらいチェックしておくようにしましょう。