女性がマンションを購入するとき一番気にするのが「防犯・セキュリティ」だと思います。とくにシングル女性向けのマンションとなれば、それを狙った犯罪も増えていますので、より厳重な防犯やセキュリティというのは必須条件となるでしょう。
オートロックや防犯カメラだけでは、十分な防犯やセキュリティ対策とは言えないのが今のマンション事情です。防犯やセキュリティは年々進化していますので、最新のセキュリティシステムなども合わせて紹介していきます。
女性向けマンションの防犯対策とセキュリティ
最近はストーカー被害だけじゃなく、女性が狙われる事件が色々と起きています。少し前には帰宅した直後を狙われ隣人に殺害されるという事件もありました。しかし、そういう事件の多くがしっかりとしたセキュリティがあれば防げた可能性もある事件ばかりです。
単身者が多いシングル向けマンションは、仕事中など留守であることも多く、空き巣などにも狙われやすくなります。ですので、しっかりとした防犯対策やセキュリティがあるマンションを慎重に選ばなければなりません。
管理や防犯対策がしっかりしているマンション
防犯対策と聞けば防犯カメラや24時間警備システムなどを想像しがちだと思いますが、それ以外にも管理という面での防犯がすごく重要です。犯罪は空き巣や強盗ばかりじゃありません。ストーカーだったり、下着泥棒なども女性の一人暮らしでは身近な犯罪です。
合コンで知り合った男性に一方的に好意を持たれ、ストーカーされてしまった。そのときマンションまで後を付けられ部屋番号や郵便ポストを知られてしまうなんて犯罪は後を絶ちません。そうした迷惑行為から守ってくれるのが、管理であり防犯対策だということです。
管理人が常駐しているというのは、非常に心強いです。もちろんストーカーも簡単にマンション内に入ることはできません。ですので、24時間管理人もしくは警備員が常駐しているマンションを購入するのが一番なのですが、そうなると管理費が高額に設定されている可能性があります。
安心・安全をお金で買えるのであれば！と考えるのであれば、24時間管理人や警備員が常駐しているマンションを迷わずお薦めします。ただ少しでも出費は抑えたいというのであれば、防犯対策がしっかり考えられているマンションを選ばなければなりません。
最低限あって欲しい防犯システム
オートロックがあるから大丈夫！マンション入り口に防犯カメラがあるから大丈夫！というのは、ちょっと考えが古いかもしれません。オートロックなんて、他のマンション住人が帰宅したときに一緒に入れば簡単に突破できますし、入り口の防犯カメラなんて駐車場から直通のドアを通れば映らずにマンション内に侵入することもできます。
しっかりとした防犯対策を考えるなら、オートロックが二重になっており、なおかつエレベーターにもロックが掛かるマンションというのがおすすめですし、このようなマンションが一般的になりつつありますので、決して高額なマンションだけの防犯対策というわけではありません。
防犯カメラに関しても同じことです。マンション入り口に一台設置されているだけでは物足りません。購入を希望しているマンションに何台の防犯カメラを設置予定なのか？また、どのような場所に設置する考えなのか？これらを把握してマンションを購入しなければなりません。
新築の分譲マンションというのは、基本的に購入後に建物が建てられますので、見学できるのは部屋内を模造したモデルルームだけに限られてしまうケースが多いです。つまり、これまで話したようなオートロックシステムや管理人の体制、さらには防犯カメラの設置場所や台数というのは、こちらから担当者に聞かなければ知ることはできません。
こういった点に注意をしながら、分譲マンションのモデルルーム見学に行くことをおすすめします。