壁紙クロスはどこがおすすめ?人気メーカーを比較

壁紙クロスはどこがおすすめ?人気メーカーを比較

家をリフォームする際の壁紙クロスのおすすめを紹介しています。人気メーカーを比較しているので、壁紙クロス選びの参考にしてください。

クロスの種類は、スタンダードクロス、1000番クロス、リフォーム専用クロス、機能クロスに分けられます。

人気メーカーは、サンゲツ、ルノン、トキワ、リリカラになります。各メーカーの特徴を参考に、壁紙クロスを選んでみてください。

リフォームする際の注意点は、リフォームしない部屋が暗く感じることや、コンセントやスイッチの汚れが目立つことがあるので、注意してください。

クロスの種類

壁紙クロスの種類は各メーカーとも、価格バリエーションと機能が付加されたものが商品バリエーションとして用意されています。各商品の特徴を見てみましょう。

スタンダードクロス

「スタンダードクロス」「量産クロス」と呼ばれているクロスです。価格がリーズナブルで長く使われているデザインが数多くあります。他のサンプル帳と比較するとサンプルのサイズが大きく選びやすいタイプです。(サイズはA5前後)

このクロスは、一部厚さが薄いものがあります。リフォームの場合は、下地の凸凹が目立ってしまう場合があります。職人さんに相談しながら選ぶと良いでしょう。

1000番クロス

「1000番クロス」「AAクロス」と呼ばれているクロスです。商品の品番が1000番台のため、そう呼ばれています。また、サンプル帳の中に小さく「AA」とか「BB」と書かれています。これは価格を示しています。

「AA」より「BB」の方が価格が高く、ほとんどが、「AA」の商品で構成されたサンプル帳です。そのためAAクロスとも呼ばれています。

1000番クロスは量産クロスと比較すると、価格は少し高めです。しかし、デザインや機能が豊富にあります。かわいい柄、かっこいい柄のクロスやデザイン系のクロスも多くあります。

サンプル帳の実物サンプルが小さいので(サイズは切手のひとまわり大きいサイズぐらい)、貼った時の雰囲気がわかりにくいため注意が必要です。
不安な場合は、大きなサンプルを用意してもらい工事会社と相談しながら選びましょう。

リフォーム専用クロス

メーカーによっては、リフォーム専用のサンプル帳を用意しているところもあります。特徴は、素材が厚めで職人さんが貼りやすいものがそろっています。また、比較的サンプルサイズが大きいので選びやすくなっています。

機能クロス

壁紙クロスに、「汚れにくい」「汚れが落ちやすい」「消臭」「抗菌」「珪藻土クロス」などの機能が付加された商品がいろいろでてきています。使用する場所によって、機能付き壁紙クロスを選ぶのも良いと思います。

キッチンは汚れにくい・汚れが落ちやすいクロス、トイレは消臭・抗菌クロス、寝室は珪藻土クロスなどいかがでしょうか?

壁紙クロスの人気メーカー

壁紙クロスのメーカーは、国内、海外共たくさんのメーカーがあります。その中で、国内の主要メーカー5社の特徴を見てみましょう。

サンゲツの特徴

サンゲツは、業界最大手のメーカーです。クロスの国内シェアは50%です。

住宅用、店舗用、公共施設用など用途に合わせたクロスやインポートのデザイン性の高いクロスもあり、幅広い商品を揃えています。また、選びやすい豊富なサンプル帳も人気が高い理由です。

サンゲツの壁紙クロスには、「スヌーピー」柄の商品があります。

ショールームがありますので、商品選びに便利です。また、施主向けのインテリアセミナーのもありますので、インテリアに興味のある方は参加すると、クロス選びが楽しくできると思います。

仙台・品川・名古屋・金沢・大阪・広島・岡山・福岡・沖縄にショールームがあります。

参考:サンゲツ

ルノンの特徴

ルノンは、インテリア総合会社「住江織物」の関連会社です。

壁紙クロスでは、住環境の中で空気をきれいにすることにいち早く注目したメーカーです。商品の中に「空気を洗う壁紙」があり、消臭効果で実績をあげています。ルノンの大きな特徴です。

ルノンの壁紙クロスには「ディズニー」柄の商品があります。

参考:ルノン

東リの特徴

カーペットで有名な東リですが、カーテン・壁紙も広く取り扱うインテリア総合メーカーです。

壁紙クロスでは、汚れに強い壁紙「フィルム抗菌汚れ防止壁紙」や竹・珪藻土・じゅらくなど素材感のあるクロスが特徴です。その他に木の風合いをもつ「ウッドデコ」や掲示板に使える「掲示板クロス」などの特徴的な商品が豊富にあります。

札幌・東京・名古屋・大阪・岡山・高松にショールームがあります。

参考:東リ

トキワの特徴

トキワは1961年から壁紙クロスの製造を始めた会社で、50年の実績を持っています。

「自然素材の壁紙」や「phitenファイテン」という商品が特徴です。「phitenファイテン」スポーツ選手が身に付けているファインテンの技術「アクアチタン」を含浸させた壁紙です。カラダを本来のリラックス状態へサポートする効果があります。健康空間を可能にする壁紙です。

トキワの壁紙クロスには、まんがやアニメで有名な「ワンピース」柄の商品があります。

参考:トキワ

リリカラの特徴

リリカラはデザイン性や装飾性の高い壁紙クロスに特徴があるメーカーです。

その中でも「ウイリアムモリス」や「伊勢型紙」のデザインは代表的な商品です。それ以外にプロジェクター用壁紙や掲示板壁紙にはマグネットが使える「KCマグネット」があります。

東京・大阪・福岡にショールームがあります。

参考:リリカラ

クロスリフォームの失敗事例

クロスリフォームには新築とは違う失敗があります。失敗例からクロス選びのコツを見てみましょう。

リフォームしていない部屋が暗く感じる

リフォームをすると、リフォームしていない部屋が今までより暗く、古く感じます。壁紙の経年劣化(焼けや汚れ)がリフォームした部分と比較されることで、古目立ちするからです。連続しいている部屋や扉をあけてオープンで使用する部屋は一緒にリフォームするようにしましょう。

コンセントや照明スイッチの色が古目立ちするようになった

コンセントや照明スイッチはプラスチック製のため、年数が経つと気が付かないうちに黄ばんでいます。そのため、特にホワイト系の壁紙を選ぶとコンセントや照明スイッチの黄ばみが目立つようになります。この場合、コンセントやスイッチのプレートを取り換えてもらうか、きれいに一度拭いてみましょう。

リフォーム後エアコンを交換したらクロスも貼り替えになった

リフォームの時にエアコンを交換することがあります。この場合、家電屋に依頼するからとリフォーム後に交換するとせっかくリフォームしたクロスを貼り替えることになるケースがあります。

エアコンのサイズは年々コンパクトになっています。古いエアコンをつけたままクロスを貼り替えると、エアコンの下は古いクロスのままになります。クロスリフォーム後、エアコンを取り換えたら古いクロスが出てしまった、ということが起こります。

エアコンを取り換える予定がある場合は、先にエアコンを取り外してクロスを貼り替えるようにしましょう。また、エアコンを長く使用している場合はエアコンの交換も一緒に行うと良いでしょう。

リフォームから3年後にエアコンを交換しても同じことがおこります。リフォームと同時にエアコンを交換した方が費用も安く済みます。検討してみましょう。

リフォーム後家電の調子が悪くなった感じがする

クロスのリフォーム工事は細かい埃が出る工事です。パソコンや電話などの精密機械、家電製品はカバーをかけておいても隙間から埃がはいってしまいます。そのため、工事後に調子が悪くなったというケースが見受けられます。

リフォーム工事をする場所には、精密機械・家電製品を置かないようにしましょう。どうしても置く場合は、ビニールなどに入れ、口をしっかりしばっておきましょう。

柄のクロスが雰囲気に合わなかった

サンプル帳で気に入り柄のあるクロスを選んだら、落ち着かない部屋になってしまった。
こんな失敗は、部屋の中で意外広い面積を占めるカーテンの柄と合わなかった、床の色味と合わなかった、家具とデザインのテイストが違った、柄の面積が広く落ち着かないなどが理由です。

個性的な柄のクロスを選ぶ時は注意が必要です。小さいサンプルより大きなサンプルになると色味や見え方が違います。大きなサンプルで確認したり実際にリフォームする部屋でサンプルを見てみることで、雰囲気と合うかどうか判断できます。大きなサンプルで確認してから決めましょう。

クロスがまぶしい

ホワイトのクロスを選ぶ時に注意したいことです。小さいサンプルが大きくなると、明るい色はより鮮やかに明るく見えるという面積効果があります。そのため、小さいサンプルで見たホワイトのクロスを実際貼ると、明るく鮮やかに感じます。そして、日当たりが良い部屋の場合、まぶしく感じてしまいます。

今まで落ち着いた色のクロスだった、日当たりの良い部屋の場合は、まぶしく感じないかリフォームする部屋で確かめてみましょう。

クロスのはがれやしわが気になる

住みながらリフォームする時は、クロスの乾燥時間が短くなります。そのため、クロスのつなぎ目が浮いてきたり、クロスにしわがよりやすくなります。これは、乾燥を短い時間で行うと起こりやすい症状です。

安易に上からさわって直そうとすると症状が悪化する場合があります。しばらく(1,2日)様子をみて症状が改善されなければ、工事会社に直してもらいましょう。これは、工事不良ではありませんので安心してください。

塗装を頼む時にはクロスを貼る前に

リフォームでは、室内の塗装工事があります。新しいカウンターや棚を今の棚と同じ色に塗る。窓枠を新しいインテリアに合わせて白くするなどの工事です。塗装工事は、クロスを貼り替える前に行うのが工事手順です。

塗装の際にきれいに貼ったクロスを汚さないようにするためです。また、塗装もよりきれいにできます。クロスを貼った後でも塗装は可能ですが、工事金額が高くなりますし時間もかかります。塗装工事がある場合は、クロス工事の前に終わるように頼みましょう。

壁紙クロスは、デザインや機能が豊富にあります。部屋を好みのインテリアに変えたり、家族がくつろげるインテリアにするために、商品の種類やメーカーの特徴を知っておきましょう。
リフォームは、新築と違う選び方のコツがあります。コツをおさえて最適な壁紙クロスを選んで、快適なリフォームにしましょう。

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