住友林業ホームサービスのマンション売却の特徴

最終更新日：2021年08月02日

住友林業ホームサービス

住友林業ホームサービスについて

住友林業ホームサービスは、住友林業グループの不動産事業を担う会社です。

業界には、別に「住友不動産販売」という企業があり、いずれも住友グループであることは確かなのですが、源流が異なり、直接的な関連性はありません。また、お互いの業者としての質や得意とする分野も違いますので、混同しないように注意しましょう。

ここでは、住友林業ホームサービスの特徴について紹介していきます。

企業名からも分かるように、住友林業ホームサービスは元々林業を主体とする業者なので、自社の木材を使用した温かみのある家造りをテーマにしています。

このことから、木造建築の戸建てや古いマンション、アパートなどの売却を得意としており、リフォームやリノベーションを含めた中古物件売買で個性を発揮しています。

その他に住友林業ならではの特徴として、関西圏に強い影響力を持つという点が挙げられます。有名な旧財閥系企業の中で「住友」といえば関西方面での活動に重きを置いているイメージがありますよね。

住友林業の場合は、2003年に本社を大阪から東京に移してはいるものの、依然として関西エリアを主体とした影響力は高く、大手不動産よりも高い情報力・売却力を持っているとされています。

ちなみに、あまり知られていないことではありますが、実は住友林業ホームサービスは、オリコン日本顧客満足度調査の不動産仲介売却マンション部門で、2016年、2017年と2年連続で1位を獲得しています。

必ずしも満足のいく売却ができるという保証はありませんが、1つの指標にはなりますね。対象エリアの物件売却を考えている人は、名前を覚えておいて損はないでしょう。

もう10年以上前の話になりますが、以前にリフォームをしてもらったのが住友林業さんだったので、売却もお願いすることになりました。

担当さんは若い方でしたが、締めるところは締めて、普段は気さくな方。どういった人に購入してほしいかということまで聞いて下さった上、契約後は2ヶ月で成約でした。

本当に自分の思う通りに売れるんだな、とプロ意識を感じました。

以前アパートを一棟売却したときの話。査定時にかなりしっかりした人が来たので契約をしてみると、担当が交代して勢いだけのやかましい若者に。と思ったら、その人が2週間でまた担当が変わるという事態に。

割とすぐに成約できた上、引き継ぎ情報などの不便もなかったが一体なんだったのか。担当によって当たり外れはあると思う。

査定時に不快な思いをしました。築35年のアパートながら売却の際にはっきりと「これはちょっと売るのが難しい」と言われ、しきりにリフォームを進められる羽目に。

嘘を言っている風ではなかったが、もう少し言葉を選ぶということもできないのか、と呆れました。