リプライスのマンション売却、買取の特徴と口コミ評判

最終更新日：2021年08月02日

リプライス

リプライスについて

リプライスは名古屋に本社を置く中古住宅再生事業者です。1996年の創業以来、東海地方を中心として戸建ての空き家の買取再販によって業績を上げ、現在は北海道から沖縄まで広く支店を持つようになっています。

以前から一定の存在感を持つ業者でしたが、2016年に同業界で1位の売上を誇るカチタスと経営統合して話題となり、その存在感を更に増すようになっています。

ちなみに、この際、戸建てや空き家の再生事業がカチタスの独壇場であったために、経営方針を変更し、現在はマンションの買取再販比率を増やすようになっています。

リプライスの代表がブログで「中古住宅再生業界のユニクロを目指す」と公言しているように、リプライスの最大の特徴は再販物件の価格設定にあります。

2017年度に発表されたデータでは、年間850戸の住宅の再販を行い、その平均価格は約1630万円。地価の高い首都圏で営業を行う他社と比較するのは間違いかもしれませんが、それでもかなり安い価格であることに違いはありません。

また他の業者とちがうのは、リプライスが得意とするのがリノベーションではなくリフォームであるというところでしょう。水回りなど中古物件に感じるマイナス部分のみを重点的に手直しするのが同社の特徴であるため、中古住宅でも使える部分はそのままにしています。

これがコスト削減につながっており、再販時の安い価格設定ができる理由になっているようです。

リプライスはリフォーム業者なので、リフォームのコストを減らせる良物件の買取に長けています。仲介は難しいけど、買取は査定額が安すぎて不安があるという人は、リプライスに査定の相談をしてみるのも良いかもしれません。

転勤のため、取引が早く済むようにと買取業者を探してお願いしました。対応もよく、査定が高いという事はありませんが妥当な値段だったと思います。

ちなみに売り物件の状態をざっくり言うと、築23年、駅徒歩10分、1DKの3階角部屋です。修繕すべき箇所は多かったと思いますがそれなりの価格で売れました。

都内ではともかく、各地方都市に展開している買取業者という時点でそれなりの強みがあります。

買取価格は買取業者比較でも少し低いぐらい。査定額の説明を受けたものの、基本買取額が少し低いかなと思います。

業者としての歴史はそれなりにありますが、マンション買取業者としては他に選択肢がたくさんあります。

まだ実績が少ない感じがするので、あまり査定額が信用できない部分がありますね。