任意売却と競売、家を売るならどちらがお得か?

任意売却と競売、家を売るならどちらがお得か?
任意売却と競売、家を売るならどちらがお得か?(30代専業主婦)

恥ずかしい話ですが、夫と離婚をすることが決定的になってしまい、2年前に購入したマイホーム(戸建て)も売却しようと思っています。

でも不動産屋さんに相談に行ったところ、ウチの家は「売却できる金額よりも、住宅ローンの借入のほうが多いので通常の売却は無理だろう」と言われました。その不動産屋さんが言うには「オーバーローン状態」らしいです。

それでもどうしても売却したいのであれば、任意売却か競売という方法もあることを教えてくれましたが、あまりの恥ずかしさで、ほとんど説明を理解することができませんでした。

そこで質問なのですが、任意売却と競売は何がどう違うのでしょうか?また、どちらの方法で売却するのが良いのでしょうか?素人の私にも解るようにアドバイスをお願いしますm(__)m

任意売却を選択できるのであれば、迷わず任意売却をおすすめします

まず最初に「オーバーローン状態」について説明しますね。これは住宅を売却した金額よりも住宅ローンの残債務が多い状態のことを言います。例えば住宅を2500万円で売却したが、住宅ローンの残債務が2700万円というケースです。

このように売却金額よりも残債務が多いことをオーバーローンといいます。でも、オーバーローンだからと言って家を売却できない訳ではありません。このケースのように200万円不足していても、その不足分を現金で返済する目処があれば、通常の不動産売却が可能です。

しかし、不足分の200万円を用意することができないとなれば、住宅ローンの融資を受けている金融機関が売却に同意してくれないので、最悪任意売却だったり、競売という方法で売却を模索するしかありません。

任意売却と競売の違い

任意売却のことを略して任売と言います。一度くらい聞いたことがある言葉かもしれませんが、その意味を理解している人は多くありません。任意売却とは、住宅ローンの融資を受けている金融機関の許可を得て売却する方法のことです。

次に競売というのは、住宅ローンの返済を滞納し、この先も継続して返済する意志が無かったり、返済できる目処が立たないときに金融機関が裁判所に差し押さえをお願いし、差し押さえたマイホームを入札によって売却する方法のことをいいます。

つまり金融機関の許可を得て普通に不動産を売買することを「任意売却」、金融機関が裁判所の許可を得て強制的に売却することを「競売」といいます。

任意売却であれば、通常の不動産売買とほとんど同じなので、市場相場に近い金額で売却することができますが、競売となれば市場相場の5割~6割くらいでしか売却することができません。そのため、金融機関側は少しでも高値で売却できる可能性がある任意売却に応じるケースが多いのです。

任意売却を利用するのが絶対的に有利

もし金融機関の許可を得て任意売却を選択できるのであれば、競売を選択するよりも圧倒的におすすめです。しかしどこの不動産会社でも任意売却を取り扱っている訳ではありません。任意売却となれば、金融機関との交渉もありますし、専門的な知識や経験が必要になります。

そのため、任意売却の経験が豊富な不動産会社に依頼するか、任意売却専門の不動産会社に依頼するのが良いでしょう。

地方になればなるほど任意売却を取り扱っていない不動産会社が多くなるので、質問者さんが住んでいる地域に任意売却に長けている不動産会社が無いという場合は、インターネットの一括査定サイトだったり、任意売却専門というキーワードで検索すると多くの会社がヒットします。

任意売却の場合、依頼する業者によって引越し費用まで捻出してくれたり、売却後の残債務の支払い方法まで金融機関側と交渉してくれたりもしますので、絶対に経験豊富な業者に依頼することをおすすめします。

ただし、任意売却をすることでブラックリストに載ってしまうなどの不利益も発生しますので、そのことを十分理解した上で決断するようにしてください。


目次一覧

家を売却するまでの流れ

高く売るために重要なポイント

売却理由別の注意点

特に気をつけたいポイント

よくある質問