転勤、引越しのために家を売却したい

更新日：2021年08月02日、[PR]

転勤や引越しというのが売却の理由の場合、必ずしも売却するという選択肢だけではありません。期間が決まっている転勤であれば、その期間だけ空家にしておくことも出来ますし、賃貸として貸すことだって可能だからです。

まずは本当に売却するのが一番良い選択しなのか？そこからもう一度考えることから始めてみましょう。

転勤、引越しによる売却の特徴

売却、空家、賃貸という選択肢を選ぶことができるのが、この転勤などによる売却のケースです。必ずしも売却することが最良の選択ではありません。それぞれの事情があるでしょうから、賃貸という選択肢も十分検討する余地がありますし、空家の状態で維持しておくことだって可能です。

しかし、売却という選択をするのであれば、どうしても売却までの期限が決められがちなので、早い段階で「売却」か「維持」かの結論を出すようにしましょう。

期限がある売却の場合

転勤などを控えている売却であれば、やはり転勤前に売却してしまいたいと考える人が多いのではないでしょうか。

転勤後に売却となると、売買契約や決済のたびに物件がある地域まで戻ってこなければなりません。車で数時間の距離であれば、それでも良いのでしょうが、飛行機で移動するような距離への転勤であれば相当大変なことです。

また、期限までに売却することができずに仕方なく業者買取を選択する人も多いようです。業者買取となれば売却額は市場平均よりも大幅に下がってしまいます。

なんとか買取という選択肢を回避したいと思うのが売主側の心情だと思うので、多少の値引き交渉などにも積極的に応じて行くことが大事になります。

住宅ローンの残債務も気にしておく

いくら売却を急いでいたり、業者による買取を回避したいからといって無茶な値引きに応じてしまうと住宅ローンの残債務を返済できなくなることも考えられます。そうなると当然金融機関は売却に同意してくれませんので、売却の話そのものが無くなる可能性だってあります。

早期に売却したい気持ちは理解できますが、住宅ローンの残債務なども考慮しながら売却を進めていかなければなりません。

～まとめポイント～

転勤などによる売却では、この日までに売却したいという期限の問題を抱えているケースが多いことが要注意ポイントです。どうしても売り急ぐ傾向が強くなり、多少無茶な値引き交渉などにも応じてしまいやすくなります。

その結果、住宅ローンの残債務を返済できなくなり、預貯金を崩して返済に充てる人も珍しくありません。売却時のポイントとしては、引越し後でも安心して売却を任せることができる不動産業者を見つけること、それと「この金額以下では絶対に売却しない」という明確な金額を決めておくことです。

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