住み替え、買い替えのために家を売却したい

更新日：2023年12月12日、[PR]

子供が大きくなったので広い家に買い替えたい、子供が独立したので生活環境が良いマンションに住み替えたいなど、買い替えや住み替えによる売却というのがマイホーム売却の理由1位になっています。

買い替え、住み替えによる売却というのは基本的に前向きな売却理由なので、比較的スムーズな売却が可能です。

住み替え、買い替えによる売却の特徴

住み替え、買い替えの売却の強みは売却時期に余裕があることです。転勤や離婚のように、いつまでに売却しなければならないという期限がありませんので、自分の都合で時期を選ぶことができますし、希望する条件で購入してくれる買主が現れるまでじっくり待つことができます。

売り急ぐ必要が無いという強みがある

希望する条件にあう買主が現れるまでじっくり待つことが出来ますし、必要以上の値引きに仕方なく応じる必要もありません。転勤など時期が決まっている売却の場合だと、売り急いでしまう傾向が強く、必要以上の値引きをしてしまう売主が多くいます。

「売り」と「買い」のどちらを優先するかも売主次第

買い替えの場合だと、新しい住宅の購入も同時進行しなければならないのですが、本当に気に入った物件が現れるまで待つこともできます。売りを選考するか、買いを選考するか悩む売主も多いようですが、編集長としては買いを優先させて良いと思っています。

本当に自分が買いたいと思う物件に巡り合ってから、いま住んでいるマイホームの売却を考えるようにしましょう。

購入金額より高値で売れても安心

住宅の買い替えには、「買い替え特例」という減税処置があります。通常は購入金額より売却額が上回ると譲渡税が発生するのですが、この買い替え特例を利用することで、課税されることなく買い替えをすることが出来ます。

ただし売却時の3000万円控除などもありますので、よほどのケースでなければこの買い替え特例を利用するケースには該当しないと思います。

住み替え、買い替えによる売却時の注意点

マイナス要因の売却理由もある

買い替えや住み替えの売却理由は、子供の成長や利便性の向上だけではありません。例えば今の住まいに不満を抱えての買い替えという人もいるでしょう。間取りが悪い、地盤沈下による住宅の欠陥、近隣トラブル、騒音問題など、マイナス要因での買い替えや住み替えも当然あります。

このような理由での買い替えや住み替えであれば、そう時間の余裕はありません。この場合は、売りと買いを同時進行で進めることをおすすめします。

良い条件で購入してくれる人がいれば先に売却して賃貸生活を覚悟するのもアリですし、良い売り物件と巡りあえたら二重ローン覚悟で購入するのもアリだと思います。

「売り」と「買い」、同じ不動産業者が良いのか？

売りと買いを同時進行するのであれば、事情をわかっている不動産業者に「買い」と「売り」の両方を依頼するのが良いでしょう。そうすることで買いと売りを同時期に合わせやすくなりますし、不動産業者もなるべくそうなるように尽力してくれる可能性が高いからです。

同じ不動産業者に買いと売りの両方を依頼するのであれば、売り物件数が豊富な業者をおすすめします。売却に関してはレインズというシステムがありますので、どの不動産業者に依頼しても大差はありません。

しかし購入することを考えた場合、、やはり物件数を多く扱っている不動産業者のほうが有利になります。購入するときもレインズがあるから大丈夫じゃないの？と思うかもしれませんが、掘り出し物件というのは市場に出てくる前に売れてしまうのが一般的です。

つまり、レインズに情報が上がるまえに良い物件は押さえられてしまいます。そうなれば、売り物件の依頼が多く入ってくる不動産業者に購入をお願いしておくのが、掘り出し物件を見つける最良の方法となります。

～まとめポイント～

買い替え、住み替えであれば、売却理由がマイナスになることはありません。ただし売るのが先か、買うのが先かという問題で頭を悩ませる人が多く、これはどの不動産業者に相談しても意見が分かれますし、最終的に決断するのは売主本人です。

編集長的には出来る限り、買いを優先させるほうが良いと思っているので、売り物件を多く抱えている不動産業者に売却と購入の両方を依頼することをおすすめします。

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