マンションを売却した場合でも確定申告は必要?

マンションを売却した場合でも確定申告は必要?
マンションを売却した場合でも確定申告をする必要はある?(30代男性)

半年くらい前にマンションを売りました。買った金額より安くで売ったので確定申告は必要ないと思っていたのですが、妻の親から確定申告はしなければダメだと言われました。実際に確定申告は必要ですか?

売却による利益が無くても確定申告をしましょう

例え利益が出ていなくても、マンションや戸建てなどの不動産を売却した場合は、確定申告をするようにしましょう。

確定申告をする必要性

3000万円で購入したマンションを2300万円で売却した場合、700万円の損失があるので確定申告は不要だと考えるかもしれません。しかし税務署はマンションを売却したことまでは把握していても、利益のプラスマイナスまでは把握していません。

なので、後々のトラブルを避けるためにも不動産を売却した場合は確定申告をするようにしましょう。

もちろん利益が出ていなければ、税金を徴収されることはありませんので安心してください。それどころか、損失が出ているので支払っている所得税が控除対象となり還付される可能性があります。(※覚えておけば得する「譲渡損失の繰越控除」の記事を参照ください)

遺産相続した不動産であっても、よほどのケースでない限り税金を追加徴収されることはありません。基本的には控除の範囲で非課税となりますので、少し面倒だと思いますが確定申告をしておくことをおすすめします。

サラリーマンの場合、確定申告を難しく考えすぎ、税理士などに依頼する人もいるようですが、マンション売却に関する確定申告であれば、まったくの素人でも問題なく出来ますし、税務署へ行けば、担当者が1から10まで全て教えてくれます。

ただし確定申告の時期になると税務署も込み合いますので、確定申告の期間前に税務署へ出向くようにしてください。


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