23区西部のマンション売却相場と不動産業者

23区西部のマンション売却相場と不動産業者

1. 23区西部エリアのマンション売却価格相場
   1. 新宿区
   2. 渋谷区
   3. 世田谷区
2. 23区西部で人気の不動産業者一覧
   1. 大手不動産業者
   2. 地元の不動産業者

23区西部エリアのマンション売却価格相場

業者を比較する前に、まずはマンションの売却価格相場をご紹介します。エリアごとの相場を知ることで、業者の査定が適正な物かどうかを知るヒントとなります。

新宿区

新宿区と言えば、国内最大の繁華街、歓楽街があり、毎日昼夜を問わず多くの人でにぎわうエリアです。都市としては栄える地域ですが、居住地としては人気があるわけではなく、23区内でも人口ランキングは12位と中間に位置しています。

特にファミリー層や高齢者には生活しづらいため、子供や高齢者の人数は少なく。若者が多いという傾向にあります。新宿区南部の方は緑も豊かでのどかな住宅街が広がっていますが、不動産相場はかなり高めです。

では新宿区のマンション売却価格相場を間取り別に見てみましょう。

• 1K～1LDK……2500万円～3000万円
• 2LDK……5000万円～6000万円
• 3LDK……8000万円～9000万円
• 4LDK……1億円～

築年数や専有面積などで価格が大きく変わりますが、総合的に他の区よりも相場が高いのがわかります。特にファミリー向けの物件は、1億円超えるのもザラです。間取り、面積、築年数に関係なく、総合的な平均価格を算出すると、およそ5000万円となります。

具体的な売却例を見てみると、70平米、2LDK、築25年の物件で、売却価格は4800万円～5200万円となります。

渋谷区

渋谷区は新宿区と並んで若者の街に代表される区の一つです。1970年代から急速に都市化が進み、大型デパートが立ち並ぶ繁華街として進化してきました。

繁華街やオフィス街が多い渋谷区では、あまり住宅街がなく、人口は新宿区よりも少なくなっています。住民のほとんどは若い年代で、子供や高齢者も少なくなります。

では渋谷区のマンション売却価格相場を間取り別に見てみましょう。

• 1K～1LDK……2500万円～3000万円
• 2LDK……5000万円～6000万円
• 3LDK……8000万円～9000万円
• 4LDK……1億円～

築年数や専有面積などで価格が大きく変わりますが、全体的にかなり相場は高めです。住宅街が少ないために、新宿区よりも相場が高くなる傾向にあります。間取り、面積、築年数に関係なく、総合的な平均価格を算出すると、およそ5200万円となります。

具体的な売却例を見てみると、70平米、2LDK、築25年の物件で、売却価格は6400万円～6800万円となります。

世田谷区

世田谷区は、東京23区内で最も人口の多い区です。とはいえ、区の面積も広いので人口密度は高くありませんが、それでも多くの住宅街が広がり、ベッドタウンとしては人気の高いエリアです。

犯罪件数は23区内で最も多いとされていますが、これは人口が多いので当然と言えば当然で、犯罪発生率で見てみると、さほど高くはありません。住んでいる人たちも、治安が悪いとは感じておらず、生活しやすい地域として人気です。

では世田谷区のマンション売却相場を間取り別に見てみましょう。

• 1K～1LDK……2000万円～2500万円
• 2LDK……4000万円～5000万円
• 3LDK……5000万円～6000万円
• 4LDK……6000万円～7000万円

築年数や専有面積などで価格は違いますが、都心から少し離れているせいもあり、他の西部エリアの区に比べると、相場はやや低めです。間取り、面積、築年数に関係なく、総合的な平均価格を算出すると、およそ4300万円となります。

具体的な売却例を見てみると、70平米、2LDK、築20年の物件で、売却価格は4900万円～5300万円となります。

※売却価格の相場は2017年11月の数字になります。

23区西部で人気の不動産業者一覧

次に23区西部エリアで人気の不動産業者をご紹介します。このエリアは多くの業者が軒を連ねているので、業者が見つからないという心配はありませんが、良い業者を見極めることが重要となります。

大手不動産業者

まずは全国に店舗展開しているような大手不動産業者を見ていきましょう。大手不動産業者の良い所は、幅広いネットワークを持っているところです。都内だけでなく全国からの集客も得意なので、それだけ売却しやすいというメリットがあります。

ソニー不動産

ソニー不動産は、全国展開こそしていないものの、関東圏に強い大手不動産業者です。ソニーグループという信頼や実績があるので、安心して売買を行うことができます。

顧客満足度も91.7％と高く、どんどん成約件数を増やしている急成長企業です。渋谷区だけでなく銀座に3店舗を構え、23区内で5店舗を展開しています。

積和不動産

積和不動産は、積水ハウスグループの総合不動産企業です。不動産の売買から賃貸、土地活用まで、不動産の事なら何でも対応してもらえます。

全国展開している大手業者という点と、積水ハウスというネームバリューもあり、集客率はかなり高め。スムーズな売却を実現できます。

大京穴吹不動産

大京穴吹不動産は、大京グループで不動産売買を担っている企業です。大京グループと言えば、ライオンズマンションを手掛ける大手不動産会社であり、マンションのエキスパート。戸建てよりもマンションの売却に強いというメリットがあります。

北海道から沖縄まで全国に店舗展開している大手業者で、新宿区、渋谷区、世田谷区にもそれぞれ店舗があります。

住友林業ホームサービス

住友林業ホームサービスは、住友林業が運営する不動産仲介専門の業者です。全国展開しているわけではありませんが、東京・大阪・名古屋・福岡の日本主要都市に対応しています。

地域密着型の売却サービスを心がけているので、情報収集力に優れていて、より早く、より確実に、売り手と買い手を結びつけてくれます。

センチュリー21

センチュリー21は、アメリカ生まれの不動産会社で、世界最大規模を誇っています。日本国内だけでも加盟店舗数は900店舗を超えています。

センチュリー21インデックス・ワンは、新宿区を担当している加盟店で、都心部を中心に事業展開しています。対応エリアは都心部ですが、センチュリー21のネットワークがあるので集客は全国から行うことができます。

地元の不動産業者

続いて23区西部エリアで事業展開している不動産業者を見ていきましょう。

アイザックルーム

アイザックルームは高田馬場を中心として首都圏全般の不動産を取り扱う地元密着型の業者です。不動産の売買はもちろんのこと、賃貸仲介や新築物件なども取り扱っています。

地域に詳しい地元スタッフが、周辺環境にも着目して不動産査定を行ってくれるので、物件の良さを最大限生かした売買を行うことができます。

アイフィールド

アイフィールドは都内の不動産事業全般を行っている業者です。不動産の買取に関しては、直接買取と売買仲介の2種類を展開し、一人一人のニーズに合わせた売却方法を選択することができます。

古屋のある土地や、狭小地など、売買仲介では難しい不動産も、直接買取ですぐに買取してもらえるので、買い手が見つからないという心配はありません。

I do

I doは渋谷区を中心に23区内で不動産業全般を行っている業者です。不動産売買に関しては、直接買取と売買仲介の2種類を展開していて、好きな売却方法が選択できます。

地域情報に詳しい地元密着業者なので、物件の査定も建物の価値だけでなく周辺環境も考慮して、できるだけ高査定を心がけてくれます。

愛和ハウジングサポート

愛和ハウジングサポートは、代々木公園駅で創業28年の老舗不動産業者です。都心部という狭い範囲に集中することで、より細やかなサービスを展開しています。

特に代々木公園周辺の不動産に詳しく、長年の独自リサーチによって、売買相場を熟知しています。渋谷区の不動産取引は安心して任せられます。

アップタウン

アップタウンは世田谷区を中心に不動産の売買を専門的に取り扱っている業者です。売買仲介専門業者ならではのノウハウで、満足度の高い取引が実現できます。

電話、メール、来店など、色々な方法で売却の相談に乗ってもらえるほか、物件査定は物件だけでなく法令制限やライフライン、周辺環境などで細かく精査。適正価格を正確に割り出してもらえます。

東京23区西部エリアは、新宿区や渋谷区などの都心部なので、不動産相場も高めです。マンション売却も高額取引になる可能性が高いので、業者選びは慎重に行わなくてはなりません。

できるだけ多くの業者を比較して、査定額の高さはもちろんのこと、実績や担当者の態度など、あらゆる面で自分にぴったりの業者を選んでいきましょう。