洗面台リフォームのおすすめは?価格相場と工事期間

洗面台リフォームのおすすめは?価格相場と工事期間

洗面所は毎日家族みんなが使う場所です。清潔で使いやすくしておきたい場所です。朝の洗髪が定番になったり、男性用の化粧品が増えたり、洗面台に多くの機能が求められるようになりました。

最近の洗面台は、掃除がしやすく、収納量が増え、使いやすくなっています。また、サイズ・機能・デザイン・価格帯も豊富になっています。最新の洗面台を知って、快適な洗面所にリフォーム役立てましょう。

洗面台(洗面所)リフォームについて

洗面所は歯磨き・洗面するだけでなく、お風呂の脱衣所を兼ねていたり、洗濯機を置いて洗濯場になっているケースが多く見られます。洗面所のリフォームは、洗面台の取替えだけでなく、収納や洗濯が機能的になるようにリフォームすると快適さがアップします。

洗面台の耐用年数は15年ぐらいで古くなったからリフォームしたい人と生活スタイルの変化で洗面台をリフォームしたい人がいます。

洗面台をリフォームしたい!

洗面台をリフォームしたい理由はいろいろです。

  • 洗面台の排水の流れが悪くなった。臭いがする。
  • 洗面台の水垢がとれない
  • 洗面台が古くなったから交換したい
  • ミラーのプラスチック部分が変色して、古く感じる
  • 家族の人数が増えたから洗面台を広くしたい
  • 毎日、朝シャンプーをするから、洗面台をシャンプータイプにしたい
  • 子供が大人になり、洗面に化粧品やスプレーなどが増えた。収納を増やしたい
  • 家族全員、電動歯ブラシになって置くところとコンセントがほしい
  • 洗面台の収納を増やして、洗剤やシャンプーの買い置きを整理したい

洗面・脱衣所をリフォームしたい!

洗面・脱衣所の悩みは家族の生活スタイルによりいろいろです。

  • 洗面台でシャンプーするから回りが汚れてカビもでてきた。なんとかしたい
  • 床が水で黒ずんだ。きれいにならないか
  • 洗面所は、脱衣所と洗濯室を兼ねている。タオルや着替えの収納を増やしたい
  • 二世帯で暮らすようになった。収納を増やしたい
  • 洗濯カゴを置くところがほしい
  • 湿気がひどいので、換気扇をつけたい
  • おばあちゃんの着替えのために椅子と手摺がほしい

家族の生活スタイルにより洗面・脱衣所の使い方が異なります。
着替えをどこに置くか(洗面所か個室か)、基礎化粧品はどこに置くか(洗面か寝室やリビングか)、洗剤の買い置きはどこに置くか、朝洗面が混雑するなど生活スタイルにより収納量や使い勝手が変わります。生活スタイルに合わせたリフォームが大事です。

価格相場

洗面台(洗面所)のリフォームの価格相場は、洗面台の種類やリフォーム内容により変わります。洗面台や収納量が大きいタイプほど費用が高くなる傾向があります。主な工事の費用相場を見てみましょう。

  • 洗面台の交換…幅75cm(標準施工費¥30,000-込)¥90,000~
  • 洗面台の交換…幅105cm(標準成功費¥30,000-込)¥120,000~
  • 洗面台の交換…幅75cm+15cmキャビネット(標準施工費¥30,000-込)¥120,000~
  • 洗面台の交換…幅75cm+30cmキャビネット(標準施工費¥30,000-込)¥160,000~

  • 洗濯機上棚取付…¥15,000~
  • 手摺取付…¥15,000~
  • 換気扇を新しく取付…¥23,000~

  • 洗面台横の壁に耐水ボードを貼る…¥30,000~
  • 洗面所の床と壁を貼り替える(広さ1.0坪)…¥60,000~ 

洗面台の交換費用は、水道の配管工事や電気工事の変更がなければリーズナブルにすみます。また、古い洗面台を取り外した時に、床や壁の腐食やカビなどがなければ、そのまま取り替え工事ができます。しかし、床を直す、壁の下地を貼り替える必要がある場合は別途工事費用がかかります。

洗面台を取り替える時には、洗面台にかくれていた床や壁の状態を確認しましょう。普段、見ることが出来ない場所です、補修の必要がある場合は、確認してもらいましょう。家全体を長持ちさせることができます。

工事期間の目安

洗面台・洗面所リフォームの工事期間は、規模により変わります。内装を変えずに洗面台だけを取り替える、棚を取付けなどの工事なら1日内で終わります。
内装材を貼り替える場合は、その分工事期間が長くなります。

  • 洗面台の交換…1日
  • 洗濯機上棚取付…半日
  • 手摺取付…半日
  • 換気扇を新しく取付(換気扇と電気配線工事) 1日
  • 洗面所の床・壁貼り替え…2~3日
  • 洗面台横に耐水ボードを貼る…1日

洗面の床や壁に不具合があったら、メンテナンスする良い機会になります。その場合、1~3日工事期間を長く見て、補修しましょう。

洗面台を選ぶ際の基準

最近の洗面台は、サイズ・バリエーション・デザインが豊富にあります。洗面台を選ぶ時は、順番に検討して選びましょう。

  • 洗面台のサイズ
  • 洗面ボールの素材と形状・大きさ
  • 収納のタイプ
  • ミラーのタイプ
  • 機能(水栓の種類・お掃除のしやすさ
  • 扉の色

メーカーのショールームで実物を確かめながら選ぶと良いでしょう。

サイズの測り方

洗面台のサイズは、幅と奥行きと高さを測ります。今のサイズと同じ物を選べば問題なく交換できます。

洗面所の広さは1坪が一般的で、室内の内寸は165cm×165cmです。75cmの洗面台と洗濯機が並んで配置されていることが多いと思います。

今の洗濯機は60~65cmですので、90cmの洗面台を設置することも可能です。洗濯機の排水口の位置によっては入らないケースがありますので、不安な場合は工事会社に確認しましょう。

洗面台の幅を90cmを超えて広くしたい場合は、事前に設計者や工事会社に相談しましょう。洗面所内の配置を変えることで洗面台を広くすることができるかもしれません。

洗面所は、洗面台の横に出入り口や窓があることがあります。そのため洗面台の奥行を今より大きくできないケースがあります。奥行も測って、扉や窓の位置を確認しておきましょう。

洗面台の高さは今の高さが使いやすいかどうかで検討しましょう。洗面台のボールの高さは74~76cmが一般的ですが、最近80cm以上の高さの洗面台もあります。今の洗面台が使いやすければ、同じ高さにしましょう。使いにくければ、高さを変えてみると良いでしょう。

高さを変える場合は、ショールームで体験してから高さを決めましょう。

洗面ボール:素材と形状

洗面ボールの素材は、主に3種類あります。「陶器製」「樹脂製」「ホーロー製」です。それぞれメリットとデメリットを見てみましょう

「陶器製」がよく使われています。陶器は傷がつきにくく、お掃除しやすく、高級感があるため良く使われています。しかし、陶器は焼き物であるため、固いものを落として衝撃でボールにひびが入って(割れる)しまうことがあります。割れた洗面ボールは、補修がむずかしく交換することになります。

「樹脂製」は、陶器製と比較すると高級感がなく、傷がつきやすいのがデメリットです。しかし、陶器と比べるとリーズナブルで、汚れにくい形状が可能で、割れにくいというメリットがあります。そのため、最近種類が増えています。

「ホーロー」は5mmほどの鋳物鉄の表面にガラス質の釉薬を焼き付けた素材です。傷がつきにくく、酸やアルカリの薬品に強いため、洗面に向いています。

しかし、ボールに物を落とした時にガラス釉薬面に傷がつくことがあります。また、ガラス釉薬面の部分が欠けると中の鉄が錆びることもあります。「ホーロー製」の洗面台は種類が少ないので、希望の商品をさがすのが大変かもしれません。主なメーカーはタカラスタンダードです。

最近の洗面台の洗面ボールの形状は、各メーカー使いやすい形状にこだわっています。

洗面ボールの形状は、大きく分けるとシャンプー型・スクエア型が主流で底辺がフラットになっている物が増えています。また、洗面ボールの横にスペースがあるタイプとないタイプがあります。手洗い石けんを置いたりするスペースです。

洗面ボールは、使い方と好みのデザインで選びます。洗面台は歯磨き・洗面・化粧以外に洗髪や洗濯の予洗い・つけ置き洗いやお花の水替えなどに使われています。

歯磨きや洗面だけなら大きなサイズ洗面ボールは必要ありませんが、洗髪する場合は広いボールが必要です。洗濯や花瓶の水替えをする場合は、洗面ボールの底がフラットなタイプを選びましょう。作業が安全で使いやすいです。

洗面ボールサイズの目安

  • 洗髪をする場合…16~20L
  • 洗面と洗濯をする場合…10~15L
  • 歯磨き・洗面のみで使用する場合…6~10L

洗面ボールのサイズは、ショールームで使い勝手を確認すると良いでしょう。

キャビネット選び

洗面台のキャビネットは、「スライドタイプ」「引出しタイプ」「開き扉タイプ」の3タイプです。使い勝手を考えて形状を選びましょう。

「スライドタイプ」は、キャビネット全部がスライド式の引出になっているタイプです。奥の物までよく見え取り出しやすく、人気のタイプです。3種類のキャビネットの中で金額が高いタイプです。

「引出しタイプ」は、開き扉と引出しに分かれているタイプです。開き扉の部分にバケツや洗剤等を収納し、引出し部分にタオルや小物を収納して分けて使います。

「開き扉タイプ」は、キャビネット全体が開き扉を開けることで見渡せるタイプです。バケツやたらいなど大きな物が収納できます。また、キャビネットの中に棚等をつけて自由に収納をカスタマイズできます。3種類のキャビネットの中でリーズナブルなタイプです。

この3種類の他に、椅子に座って洗面台を使用できる「ニースペースタイプ」や体重計を収納できるキャビネット、子供が使うステップが内臓されたタイプもあります。

ミラーキャビネットは、「三面鏡」と「一面鏡」があります。「三面鏡」は、鏡が3枚に分かれているタイプでミラー扉の裏が収納になっています。

ミラー扉はそれぞれ外側が開き、合わせ鏡にして使用できます。(ドレッサーの三面鏡スタイルのこと)収納も兼ねているため、小物の収納量が多く、埃にならないために人気があります。

「一面鏡」は、正面に鏡が1枚あり左右にオープンの棚があるミラーキャビネットがよく使われています。両サイドに棚がないタイプもあります。大きなミラーですっきりしているため人気があります。

ミラーキャビネットはその他に「二面鏡」もあります。小物の収納量やミラーのサイズの好みで選ぶと良いでしょう。

洗面台の最新機能

最新の洗面台は、洗面ボールの掃除がしやすく、節水・節電になっています。

洗面ボールは凹凸やつなぎ目を極力減らし、水垢がたまらないようにデザインされています。また、洗面ボールに汚れがつきにくい加工がされているものもあります。

水栓は、水栓の根本に水垢がたまらない工夫がされています。主に3種類があります。

  • 根元部分のカウンターが斜めになっていて水がたまらないタイプ
  • 壁から水栓が出ているタイプ
  • 水栓がビルトインとなっているタイプ

それぞれ、使い勝手が違います。使いやすい水栓を選びましょう。

また、水栓は節水タイプのエコ水栓が人気です。水に空気を含ませることで、少ない水量でも今までと変わらない使用感が得られる水栓になっています。

また、お湯とお水の切り替えがはっきりしているため、無駄にお湯が出ないようになっています。お湯のガス代、電気代を節約できます。

ミラーキャビネットは、照明がLED照明になり電気代が節約できるようになっています。また、ミラーキャビネットの棚形状がフレキシブルになり、コンセントも使いやすくなっています。

洗面台の扉の色

洗面台の扉の色は、ホワイトだけでなくバリエーション豊富になっています。
隣にあるお風呂の色とカラーをあわせると、統一感があって良いでしょう。また、水廻りですので、あきがこない清潔感がある色がおすすめです。

メーカー別洗面台の特徴

洗面台の主なメーカーは、TOTO・リクシル・トクラス・タカラスタンダード・パナソニック・クリナップ・ノーリツの7社です。それぞれ、独自の機能と特徴があります。

各メーカーの特徴をそれぞれまとめましたので参考にして下さい。

TOTO

TOTOの洗面台には5つのシリーズがあります。
定価¥100,000台のリーズナブルなタイプから定価¥300,000~¥500,000の高級タイプまで、それぞれ豊富なバリエーションを揃えています。

TOTOの洗面台は、水垢がボールにつきにくい「すべり台ボウル」、「LED照明」、「エコ水栓」などの機能が充実しています。シンプルな形状とデザインが特徴的です。TOTOには、キャビネットに体重計を収納できるタイプがあります。

※参考:TOTOの洗面台

リクシル

リクシルの洗面台は10種類ほどのシリーズがあります。
定価¥100,000以下のリーズナブルなタイプから定価¥300,000~¥1,000,000の高級タイプまで、いろいろなスタイルが揃っています。

リクシルの洗面化粧台は、「らくてまヘアキャッチャー」、「てまなし排水口」、「くもり止めコート」など独自の機能が特徴的です。「LED照明」「エコ水栓」の機能も充実しています。また、奥行の浅いタイプなどサイズバリエーションも豊富です。

※参考:リクシルの洗面台

トクラス

トクラスの洗面台には4つのシリーズがあります。

定価¥100,000台のリーズナブルなタイプから定価¥300,000~¥700,000の高級タイプまであります。それぞれの商品にデザイン的な特徴があり、デザインと価格で商品を選べるようになっています。

ミラーキャビネットの三面鏡が六面鏡仕様になっていること、扉のカラーが豊富、歯ブラシ収納が自然乾燥できるようになっているところが特徴です。
トクラスで開発した人造大理石のカウンターは、掃除しやすくきれいな色で人気があります。

※参考:トクラスの洗面台

タカラスタンダード

タカラスタンダードの洗面台は2種類で、ホーロータイプと木製タイプがあり6シリーズあります。

ホーロータイプは、定価50,000~ベーシッククラス、定価¥100,000~ミドルクラス、定価¥150,000~ハイクラスがあります。木製タイプは、定価50,000~ベーシッククラス、定価¥100,000~ミドルクラスがあります。

ホーローは、耐久性が高く掃除しやすい素材のため人気があります。ハイクラスはパーツバリエーションが豊富でいろいろなスタイルに対応できるようになっています。

木製タイプは1cm間隔でぴったりサイズの幅が決められる洗面台です。リフォームに向いています。タカラスタンダードには、天袋キャビネットに組み込まれた洗面ルームヒーターがあり、特徴的です。

※参考:タカラスタンダードの洗面台

パナソニック

パナソニックの洗面台には6つのシリーズがあります。定価¥100,000台のリーズナブルなタイプから定価¥260,000~の高級タイプまであります。洗面台の幅とデザインで商品のタイプを選びます。

女優ミラーのような「ツインラインLED照明」、タッチレス水栓「すぐピタ」などの機能が特徴的です。ラシスシリーズは、1mm単位でほぼオーダーメイドできる洗面台です。リフォームに向いています。

※参考:パナソニックの洗面台

クリナップ

クリナップの洗面台には5つのシリーズあります。定価¥100,000台のリーズナブルなタイプから定価¥400,000~の高級タイプまであります。

ステンレスが得意なクリナップには、ステンレス製の洗面台があります。洗面台のキャビネットにステップアップ台や洗濯かごのバリエーションがあります。

※参考:クリナップの洗面台

ノーリツ

ノーリツの洗面台には4つのシリーズあります。定価¥100,000以下のリーズナブルなタイプから定価¥300,000~の高級タイプまであります。

ノーリツの洗面台は、シリーズごとにデザインが違います。デザインと価格で洗面台を選ぶことができます。基本性能がそろったリーズナブルな洗面台が揃っています。

※参考:ノーリツの洗面台

まとめ

洗面台は、各メーカー共デザイン・サイズ・機能・価格のバリエーションが豊富に揃っています。今の洗面台で不便なこと、洗面所に欲しいものを把握してから洗面台を選びましょう。

洗面所はコンパクトな場所ですが、求められる機能が洗面・脱衣・洗濯・清掃など様々です。洗面台選びで使い勝手が変わります。最適な洗面台を選んで快適な洗面所にしましょう。

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