新築マンションの契約と住宅ローン申し込みについて

新築マンションの契約と住宅ローン申し込みについて
抽選方式と先着順のどちかによって対応が違ってくる

新築マンションの申込には「抽選方式」と「先着順」の2種類があります。最近では先着順方式を採用するケースが増えていますので、どんどん競争率が高くなっています。しかし、早期決断をすれば、それだけ欲しい物件を入手できる可能性が高くなったと考えることもできます。

苦労して集めた情報から物件見学を重ね、やっと理想のマンションに出会えたのであれば、すぐにでも契約したい気持ちでしょうが、まずは購入申込を済ませましょう。

その後、「住宅ローン仮審査→正式契約→住宅ローン正式申込」という手順になります。

購入したい物件が見つかったら即決断をしなければならない

近年の分譲マンション販売では、先着順方式を多く採用しています。そのため、購入したいと思う物件と出会えたら即決断を迫られることになります。

抽選方式の時のように期限内に申し込みを済ませれば、誰にでも同じ確率で購入のチャンスが巡ってくるわけじゃありませんので、欲しい物件がみつかったら早期決断を迫られることになります。

先着順と抽選方式の違い

先着順というのは、早く申し込みをした順番で契約することができる方式のことです。今でこそこの先着順方式を採用している販売業者が多いのですが、つい最近までは平等性を保つために抽選方式を採用している販売業者が多くありました。

抽選方式というのは、一定の期限をあらかじめ決めておき、その期間までに申し込みをすれば、誰にでも同じ分だけ購入のチャンスがあるという方式です。

例えば、3月31日を一次募集の期限としている場合、その期間までに申し込みを済ませます。もし希望する部屋が他の人と被った場合には、クジによる抽選で購入者を決めることになります。

そのため運が悪い人は、抽選で2回、3回とハズレを引いてしまい、どんなに早い段階で申し込みをしても、そのマンションを購入することができないケースも珍しくありませんでした。

抽選方式なら倍率が低い部屋を狙うのも作戦のひとつ

もし気に入った分譲マンションが抽選方式を採用している場合、先ほども書いたように人気がある部屋ほど申込倍率が高くなります。

倍率が高くなればなるほど、抽選にハズレてしまう確率も高くなるのですから、ひとつの部屋に固執せずに、第一希望~第三希望くらいまでの部屋を決めておくと良いでしょう。

それを担当者に伝えておき、一番倍率が低い部屋に最終的に申し込みをするという作戦もあります。この方式なら抽選なしで購入できるケースも珍しくありません。

ただし、担当者も多く契約を取りたいというのが本心なので、教えてもらった倍率が本当の数字じゃなく、担当者側で調整している可能性もありますので注意してください。

抽選に当選したら、契約前に最終内覧を行う

抽選に当選したり、先着順で契約の権利を獲得できたのであれば、必ず正式契約前に最後の内覧へと出向くようにしてください。もちろんモデルルームだけじゃなく、建設現場にも出向くのが鉄則です!

間取りの変更を希望するのであれば、どこまで自分たちの希望通りの間取りに変更可能なのか?両隣や上下階の購入者がどのような人物なのか?などを確認する最後のチャンスでもあります。

住宅ローンの選び方

住宅ローンを利用する場合、物件選びと同時進行するのが良いでしょう。物件を決めてしまってから申し込みをしても遅くはありませんが、仮審査くらいはパスしておくほうが、業者側も熱心に対応してくれます。

住宅ローンの仮審査は何社がベストなのか?

仮審査だからといって、何軒もの金融機関に申し込むのはマイナス印象となりますので止めておきましょう。本来であれば、融資を受けたいと思う1社に絞るべきなのですが、どうしても1社じゃ不安だというのであれば、2社ほど仮審査の申し込みをしても構いません。

2社に仮審査の申込みをし、その両方ともが不承認という結果だった場合は、マンション販売業者の担当者に相談してみてください。比較的、審査に通りやすい金融業者や申込み時のコツなどをアドバイスしてくれるはずです。

金利だけで選ぶのはNG!

住宅ローンを金利だけで選ぶ人もいますが、これは大きな間違いです。たしかに金利は少しでも低いにこしたことはありません。しかし、金利が低い分、保証料や事務手数料が高額に設定してある金融機関も珍しくありません。

また、その逆で保証料無料という言葉だけで、ローン商品を選ぶのもNGです。こちらは、先ほどと逆で、その分金利が高く設定されているケースがあります。金利だけじゃなく、保証料や手数料など、総合的に判断してベストな住宅ローン商品を選ぶようにしましょう。

金利のタイプ

住宅ローンの金利は大きく分けると3つのタイプがあります。

変動金利型

※市場の経済状況などにより、半年に1度のペースで金利が見直されるタイプです。
金利としては、一番低く設定されるのですが、市場の景気が上昇すると金利も一気に上昇する不安があります。

長期固定金利型

※もっと金利が高いタイプですが、10年、20年、30年など、長期で金利が固定されるので、市場の経済状況に影響を受けることがありません。全体的な金利が低いときには多くの人が固定金利を選択します。一般的にフラット35と呼ばれる住宅ローン商品は、この長期固定金利型に属しています。

固定金利選択型

※当初3年や5年間だけ金利を固定しておくタイプです。固定期間が終了した時点で、そのときの経済情勢などに合わせて、変動型と長期固定型を選ぶことができます。

必ずしも35年ローンを組む必要はない!

住宅ローンといえば35年ローンという固定概念みたいなものがありますけど、何も無理に35年の返済期間を設ける必要はありません。

返済年数を長くすれば、それだけ月々の返済額を抑えることはできますが、支払い額に余裕があるのでしたら、返済期間を短くすることも視野に入れて考えることをおすすめします。

例えば3000万円を金利1.6%(平成27年4月現在)で融資を受けるとします。

35年返済を選択すると月々の返済額は93,300円になりますが、これを34年返済で計算すると月々の返済額は95,300円なので、1ヶ月の返済差額は約2000円になります。
30年の返済で計算すると月々105,000円なので、差額は11,700円ほどになります。

ほとんどの住宅ローン商品では、返済期間は1年単位で選べるようになっていますので、無理をしない程度で返済計画を考えるようにしてください。

もし住宅ローンの審査で落ちるとどうなるの?

新築マンションの契約を終わらせて、正式に住宅ローンの申し込みをするのが一般です。しかし、そうなるともし住宅ローンの審査で融資不可となってしまったら、マンションの契約はどうなるの?って心配がありますよね。

ですが、そんなに心配する必要はありません。
一般的に不動産の契約には、「ローン特約」という救済処置が設けられています。このローン特約というのは、もし住宅ローンの融資が受けることができなかった場合に限り、違約金などのペナルティを課すことなく、契約そのものをキャンセルできるという規約になっています。

ですので、万が一住宅ローンの融資が受けられなかったら、契約を破棄するだけで、罰金や違約金は発生しません。


目次一覧

新築マンション購入までの流れ

新築マンションで特に気をつけたいポイント

新築マンションに関するよくある質問

中古マンション購入までの流れ

中古マンションで特に気をつけたいポイント

中古マンションに関するよくある質問

予算、間取りに関するアドバイス

耐震・セキュリティについて

女性のマンション選びアドバイス