女性がマンションを購入する主な理由

最終更新日：2021年08月02日

ある企業の調査によると、以下のような理由でマンションを購入する女性が多いようです。

1. 家賃を払い続けるのがもったいない
2. 将来のことを見据えて、資産を持っておきたい
3. 結婚する意思がない
4. 結婚しても財産・収入源にすることができる
5. 自分と同じ境遇の人が購入していたから

女性がマンションを購入する理由や心境

結婚できない独身女性がマンションを購入してるんでしょ！なんて思っていませんか？そういう考えは申し訳ありませんけど、20年前の考えのように思います。今の時代、マンション購入する女性は珍しくありませんし、理由もさまざまです。

家賃を払い続けるのがもったいない

どうせ毎月家賃を払うのであれば、住宅ローンを組んでマンションを購入した方がお得だ！このような理由でマンションを購入する女性が多いのは、今も昔も同じでしょうね。男性よりも女性の方が将来設計をキチンと持っているケースが多いのはよく言われることです。

実際に都内23区でセキュリティがしっかりしている1DKクラスの賃貸マンションを借りると、家賃や共益費で平均10万円ほどです。もし3000万円の分譲マンションを30年ローンで購入した場合の月々の返済額は約11万円となります。

単純計算ですけど、月々1万円多く払うだけで、自分のマンションを持つことが出来ます。たしかに家賃を払うくらいだったら、マンションを思い切って購入してしまおう！という気持ちになるのは理解できますよね。

将来のことを考え、資産を持っておきたい

自分のマンションを持つということは、財産を増やすことでもあります。早い段階でマンションを購入しておけば、それだけ早く住宅ローンから開放されますので、老後の不安が減る事になります。

老後に不安を感じる女性は少なくありません。これは既婚、独身どちらでもおなじ事です。
もし将来、仕事をしなくなったときに新しい住まいを探すことになったらどうしますか？だれに保証人をお願いしますか？家賃は払い続けることができますか？

結婚して独立している子供世帯に保証人をお願いしたくない、家賃の援助をお願いしたくない！このように考える人もいるでしょうし、もし生涯独身だった場合、誰に保証人をお願いしますか？高齢者の賃貸問題は深刻です。

結婚しても収入源として活用できる

結婚願望がなく、将来独身で良いと思ってマンションを購入する女性もすくなくありません。たしかに生涯独身でいるのであれば、早い段階でマンションを購入するのは良い選択だと思います。

仮に気持ちが変わり、結婚したいと思うようになっても、マンションを持っていることがマイナスになることはありません。広めのマンションであれば、子供を授かるまでの新居として一緒に暮らすこともできますし、状況によっては賃貸で貸し出し、毎月家賃収入を得るという選択肢もあります。

同じ立場、境遇の女性がマンションを買ったから

ちょっと意外だと思われるかも知れませんが、知人や同僚の女性がマンションを購入したのを知り、それから自分もマンションを買うことを真剣に考えるようになったという女性は少なくありません。むしろ編集長がマンション販売の営業マンをしているときに、かなりこれと似たような理由でマンションを購入された女性に多く出会いました。

とくに女性は家に対する憧れが強くあります。結婚している夫婦でも、マイホーム願望が強いのは女性の方だと言われています。自分と同じような境遇の女性がマイホームを購入したことを知ったら、自分にも買えるんじゃないか？わたしも自分の家が欲しいと思うのは決して不思議じゃありません。

女性がマンションを買う理由の多くは、「将来の安心を買う」だったり「資産を増やす」という目的が多いことがわかります。そのため男性のように将来結婚したときのことを考えて広めのマンションを購入する女性は少なく、あくまでも単身者向けマンションだったり、将来的に親と同居するための2LDK以下くらいのマンションという傾向が強いようです。