不用品をメルカリやヤフオク、アマゾンで高く売るコツ

不用品をメルカリやヤフオク、アマゾンで高く売るコツ

引っ越しは、使ってない不要なものを大量処分するタイミングでもあります。荷物を減らして新居ではすっきりと過ごしたいですよね。

しかし、不要だと思っても捨ててしまうにはもったいないと感じるものもあるでしょう。まだ使えるものや誰か欲しい人がいそうなものは、オークションサイトやフリマサイトなどを使って売ってみてはどうでしょうか。

引っ越しの時の不要品処分方法

引っ越しで不要品を処分する時は捨てたり、人に譲ったりするでしょう。壊れているものや劣化が激しいもの、使えるような状態ではないものはまとめて捨ててください。これについては、各自治体でのルールに従ってゴミを出しましょう。

特に電化製品などは、処分方法がその大きさや種類によって異なるため、不安な場合は住んでいる自治体の担当窓口に問い合わせてしっかりと廃棄しましょう。

それ以外のものについては、使ってくれる知人・友人に譲るというのも1つの方法ですが、そのほかにも「売る」という選択肢もあります。不要品を売る方法には、インターネット上のオークションサイトなどを使って個人的な売買をする方法や、まとめてリサイクルショップに買い取ってもらうという方法があります。

商品が売れたお金を引っ越し代金の足しにしたいと考える人もいるでしょう。そういう人は、不要品を少しでも高く売りたいですよね。そんなときには、インターネット上の個人売買ができるサイトで不要品を売ることをおすすめします。

インターネットを使って不要品を売る方法

インターネットを使って不要品を売るために、どんなサイトがあるか知っているでしょうか。代表的なサイトには、フリマサイトであるメルカリ、オークションサイトのヤフオク、そして少し特殊ですがアマゾンがあります。フリマサイトやオークションサイトについては使い方が似ているので、ここではこの3つのサイトに絞ってその使い方などを紹介していきます。

メルカリ(フリマサイト)

フリマサイトを簡単に説明すると、インターネット上でフリーマーケットができるようなサイトのことです。有名なフリマサイトはいくつかありますが、その中でもメルカリは知名度が高く利用者数もトップクラスです。スマホアプリも出ていて、パソコンを持っていなくても気軽に商品の売買ができます。

基本的な使い方

メルカリで物を売るには、まず会員登録が必要です。会員登録は無料ですが、出品した商品が売れたときに、その金額に応じて販売手数料がかかります。売上金はメルカリ上で貯めておくことができますが、そのお金を振り込んでもらうときには振込手数料が必要です。

出品時には、商品の画像、説明、販売価格を入力します。誰かが商品を買ったらメルカリからメールが届くシステムになっており、その後購入者が入金したというメール通知が来たら商品を発送します。また、メルカリから売上金を振り込んでもらいたいときは、銀行口座番号の登録が必要です。

メリット・デメリット

メルカリのメリットは、取引の流れがシンプルで使い方が簡単なところです。そしてメルカリは、規約にさえ従っていればわりととどんな物でも売ることができます。リサイクルショップでは買い取ってもらえないような、ノーブランドの服やアクセサリーも出品できます。

また、オークション形式ではなく最初から価格指定ができるという点も、人によってはメリットになるでしょう。

デメリットとしては、高級ブランド品は売りづらかったり相場が低かったりします。商品情報のアップロードを自分でしなければならないという手間もデメリットになるでしょう。

また、購入者とのやりとりも自分で行わなければならず、トラブルもよく見受けられますが、これは若年層の利用も多いためのようです。よくあるトラブルとして、注文キャンセル、連絡がつかない、支払いが遅いというようなことがあります。

参考:メルカリ

ヤフオク(オークションサイト)

ヤフオクとは、ヤフー株式会社が運営しているオークションサイトです。インターネット上で、オークション形式で商品の売買ができるようになっています。15年以上前からあり、日本一有名なオークションサイトと言えるでしょう。

基本的な使い方

ヤフオクで出品するには、「Yahoo!プレミアム」への登録が必要です。これには会費が必要で、2017年6月現在で月額462円(税抜)となっています。それとは別に、出品したものが落札されるとシステム手数料がかかります。

ちなみにヤフオクではフリマ出品というフリマ形式の出品方法もあり、こちらはYahoo!プレミアムへの登録は必要ありません。ですが、ここではオークション出品に絞って説明します。

ヤフオクではYahoo!プレミアムへの会員登録後、出品者情報と銀行登録をします。ここまで終われば、商品画像と説明をアップロードして出品ができます。ヤフオクもメルカルと同じように、商品が落札されたら落札者とやりとりをし、振込を確認してから商品を発送します。

メリット・デメリット

ヤフオクのメリットは、メルカリと同じく規約違反をしていなければ何でも売れることです。オークション形式のため、人気のものやプレミアがついているものはかなり高額で売れることがあるという点も、メリットの1つです。

こちらも自分で画像や商品説明のアップロードをいちいちしなければならなかったり、落札者とのやりとりを自分でする必要があったりというデメリットがあります。

また、ヤフオクも落札者とのトラブルが少なくありません。

そして、ヤフオクを使用するにはYahoo!プレミアムの会費が必要だというのも、Yahoo!プレミアムのサービスが不要な人にとってはデメリットになるでしょう。

参考:ヤフオク

アマゾン・マーケットプレイス

アマゾン・マーケットプレイスは、メルカリやヤフオクとは少し趣の異なるサービスです。このサービスではアマゾンに商品登録のある商品のみ販売することができるもので、登録をした商品はアマゾンのサイト上で販売されます。法人の利用者も多いサービスです。

基本的な使い方

アマゾン・マーケットプレイスを利用するには、アマゾンへの会員登録が必要です。月額会費などはありませんが、出品価格の15%を販売手数料として支払います。

商品登録は簡単で、売りたい商品をアマゾンのサイト上で検索をしたら、販売価格・在庫数・コンディションを登録して出品完了です。必要であれば、画像やコンディション説明をつけることもできます。

配送料や手数料、自分への入金額合計などが販売価格を打ち込んだ時点で表示されるため、その販売価格だと自分の手元にはいくら振り込まれるのかが簡単にわかります。

アマゾン利用者がその商品を購入すると、アマゾンから通知が届きます。通知が来たら、アマゾンのサイト上で相手の住所などを印刷し、発送して終了です。稀に購入者から問い合わせなどの連絡が来ることがあります。そういったものにはすぐに返事をしましょう。

メリット・デメリット

アマゾン・マーケットプレイスの最大のメリットは、商品登録の手軽さと信頼性です。商品が購入された時点で、その後キャンセルにならなければお金が入って来ることがほぼ確定しているため、入金遅延などの心配はありません。これは購入者が購入手続きを完了させた時点で、支払い手続きも完了しているからです。

購入者と連絡を取ることも少ないため、トラブルが少ないこともメリットです。利用者が多いので買い手がすぐにつきやすい、リサイクルショップに売るよりは高値で売れるというのもメリットです。

ただし出品できる商品は限られていて、メルカリやヤフオクのようになんでも売れるというわけではありません。また、販売手数料や配送料のことを考えると、値段が安いものを売るのにはあまり適していません。

参考:アマゾン・マーケットプレイス

メルカリ、ヤフオク、アマゾンなどで高く売るコツ

不要品だったとしても、売るなら少しでも高く売りたいですよね。そこで、ここまで紹介してきたようなサイトで少しでも高値で商品を売るコツを紹介します。メルカリ・ヤフオクについては、出品形式は異なるものの高く売るコツは似ています。

メルカリ・ヤフオクなどのフリマ・オークションサイトの場合

メルカリ・ヤフオクなどは商品数がとても多く、いかに人の目に留まるか、検索に引っかかるかが重要です。商品画像は、なるべく商品がベストコンディションで美しく見えるものを使いましょう。商品説明は、必要な部分をわかりやすく簡潔にまとめてください。

価格設定も重要です。いくら良い商品でも、相場よりも高いものは誰も買ってくれません。使用するサイト内に登録された似た商品を見て、大体の相場をつかみましょう。

オークションサイトの場合は開始価格を1円スタートにすると目につきやすく、買い手もつきやすい傾向にあります。ただし、あまり人気のない商品を1円スタートにしてしまうと、かなり安価しかつかないこともあるので、こちらも先に落札相場を調べておきましょう。

アマゾン・マーケットプレイスの場合

アマゾン・マーケットプレイスで個人の人が高く売るためには、コンディション説明をしっかりすることが重要です。同じ商品を出品している人が複数いる場合、多少高くてもコンディションが良い方を買う人もいます。

そのほかには、出品時にその商品の最安値よりも少し安めの値段で出品するのも、高く買ってもらえるコツの1つです。なぜかというと、その商品で最安値をつけていると買い手がつきやすいからです。すぐに買い手がつけば、その商品の市場価格が下がってしまう前に買い取ってもらえるため、結果的に高く売れることになります。

一括で処分をしたい場合は

ここで紹介したサイトは、どれも不要品を処分したい時には便利ですし、場合によってはかなりお金を手に入れることができます。

しかしどれも自分で商品登録をしたり、購入者と連絡をしたり、発送処理をしたりと引っ越し前の忙しいときには難しいことばかりです。引っ越し日が数ヶ月先というような時間のある状況ではとても便利なサイトですが、引っ越しまでに時間がないという場合にはあまり向きません。

このように時間がない場合や、自分で色々やるのは面倒だというときにはリサイクルショップを頼ってみましょう。リサイクルショップを活用すれば、一度にまとめて大量のものを買い取ってもらえるのですぐに不要品の処分ができます。

リサイクルショップについての詳細は、「引っ越しで出た不用品を高く買い取ってくれるリサイクルショップまとめ」を参照してください。

メルカリ、ヤフオク、アマゾンなどのサイトは、要らない物を少しでも高く売りたいというときにはとても便利です。ただしこういったサイトを利用するときには手間と時間がかかるため、それぞれのメリット・デメリットを考慮しつつ、自分に向いているサービスを使うようにしましょう。


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