車やバイクの引っ越し費用の相場っていくら?

車やバイクの引っ越し費用の相場っていくら?

近距離や中距離の引っ越しなら、車やバイクを自分で運転して移動できますが、遠くに引っ越す場合に輸送してもらうと、高額な料金がかかってしまいます。中古で安く買ったもので車検の時期が迫っていると、ためらってしまう人もいるでしょう。

まずは、どの程度の輸送料金がかかるのか確かめてから、手放すか輸送するか判断することをおすすめします。ここでは相場を見ていきましょう。

引っ越しで車やバイクを運んでもらうときは?

乳幼児のいる家族の引っ越しなら、少しの外出でも何かと荷物が多くなるため、できれば車での移動をおすすめしたいところです。しかし、長距離を一人で運転しなければならないときは、安全を最優先に考えましょう。

家族全員の交通費より高くつくことになっても、車の輸送を業者に任せた方が安心な場合もあります。引き取り方法や期間、料金、補償面など、ホームページで確認して概算の料金を調べておくと、運ぶ、手放す、買い換える、などの今後の方針が決められるでしょう。

引っ越し業者のオプションサービスを利用

車やバイクは、引っ越し業者のトラックの荷台に載せて、家財と一緒に運ぶことはできません。有料のオプションサービスとして専用のキャリアカーで運んだり、提携の車専門の輸送業者に運んでもらったりすることになります。

引っ越しの「一括見積もりサイト」では、オプションがある業者に絞って探すことができます。ただし、高級輸入車やキャンピングカーなどの特殊改造車などは、別途料金が加算されたり断られたりする場合もあるので注意が必要です。

専門の輸送業者を探して依頼する

引っ越し業者とは別に、車やバイクの専門の輸送業者を自分で探して依頼しても良いでしょう。引っ越し先がどこかにもよりますが、陸続きでない場所や陸続きでも港に近い場所では、船便を利用することもあります。

まとめて運んでもらえば料金も安くなりますが、その分、日数がかかってしまいます。新居ですぐ車が必要になるなら、あらかじめ日数を逆算して、条件を満たしてくれる業者を探し、早めに送り出す必要があります。

車やバイクの引っ越しにかかる費用の相場は?

車やバイクの輸送料は、基本的に移動距離と運ぶものの大きさにより決まります。さらに、混み合う時期や、船便や陸送などの輸送方法、到着までの期間、運ぶ場所などにより、同じ業者でも料金が異なってきます。

ここでは、一例として、東京から大阪までの約550キロメートルを運んでもらう場合の両金相場について紹介します。

自動車

相場は、30,000円~50,000円程度です。引っ越しをしたら、15日以内に管轄の警察署や運輸支局などで住所変更の手続きをすることになりますが、車の輸送専門業者のなかには、手続きを代行してくれるところもあります。

必要書類を揃えて手続きに出向くのが億劫に感じるときは、代行を依頼した場合の見積もり額も出してもらったうえで、検討してみましょう。

そして、高い輸送費や手続き代行料、来たるべき車検の費用などを合わせて、考えてみましょう。新車で長く乗るつもりの気に入った車なら、それも必要経費と割り切ることができます。

しかし、中古で安く買った車だと、新居で車検までの期間が長い中古車を買った方が、長い目で見るとお得になることもあります。購入店で登録手続きをすべてやってくれるので、手間もかかりません。これも選択肢の一つになるでしょう。

大型バイク

401cc以上の大型バイクの場合、20,000円~50,000円程度が相場です。大型と一口に言っても、ビッグスクータータイプや、1300ccを超える大きなもの、サイドカーなどの特殊な装備が付いているものなど、車種により金額は様々です。なかには、タイヤの空気圧が低いと割り増し料金がかかるところもあります。

バイクを積める専用車両にしっかりと固定して何台も運んだり、小型のトラックの荷台に一台だけ積んだりなど、業者の規模によって様々な方法があります。輸送料金だけでなく、輸送方法や万一の際の補償なども、十分に検討することをおすすめします。

引き取りから納車まで愛車をどんな方法で運ぶのか、何社かに問い合わせて、実際に説明してもらった方が安心できるでしょう。新居で、駐車場所が問題なく確保できるかも、確かめておいてください。場合によっては、大型バイクのためのレンタルコンテナを高額で借りる羽目になることもあります。

なかには、引っ越してからあまり乗ることがなくなり、最終的には原付バイクに買い換えて、敷地内の駐車場に停めているという人もいます。このような展開になれば、せっかくかけた輸送料金がもったいないです。

原付~中型バイク

相場として、15,000円~30,000円程度見ておくと良いでしょう。軽い原付バイクなら、他の家具を傷つけないように厳重に保護して、引っ越しトラックで運んでもらえる場合もあります。もちろん、輸送時はガソリンを抜いておきます。

原付の場合は、いくらで購入したか、何年乗ったかなどにもよりますが、輸送料金の見積もりが高いと思えば、手放してから新居で買い直すことも視野に入れましょう。

原付バイクなら、マンションやアパートの駐輪場に一緒に置かせてもらえる場合もありますが、中型バイクは大型バイク同様、消防法や道路交通法上の問題で、駐車場所を探すのが難しいケースが多いです。新居の状況をよく調べて、運ぶのが得かどうかを考えてみた方が良いかもしれません。

まとめ

車やバイクの輸送に関しては、何が何でも引っ越し業者のオプションサービスにこだわる必要はありません。輸送方法やかかる日数、補償などの条件面を見て、安心して任せられるところを探しましょう。

その手間を省きたいと思う人は、引っ越し業者に一括して頼むと良いでしょう。その場合、引っ越しの「一括見積もりサイト」などで、車やバイクの輸送サービスを提供している業者の見積もりを取り、候補を数社に絞って訪問見積もりを依頼することをおすすめします。


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