シングルマザーが部屋探しをする際の注意点

シングルマザーが部屋探しをする際の注意点

シングルマザーが部屋を探すときには、その人のプロフィールによっては部屋を借りにくいのは事実です。しかし、ポイントを押さえることで、シングルマザーでも賃貸物件を借りることができます。今回は、そんな「シングルマザーが部屋探しする注意点」を詳しく解説していきます。

シングルマザーでも入居審査は通るの?

シングルマザーでも、賃貸物件を契約することはできます。ただし、ハードルが高くなるのは事実です。まずは、「なぜシングルマザーの入居は厳しいのか?」を理解した上で、シングルマザーが部屋を借りるときのポイントを押さえましょう。

シングルマザーの入居審査が厳しい理由

冒頭の通り、実際入居審査するとき、「シングルマザーである」点はデメリットになりやすいです。そもそも入居するかどうかはその物件のオーナーが決めることなので、オーナーが以下のような偏見を持っていると審査は通りにくくなります。

  • 家賃の滞納や遅延が不安である
  • 子供が1人になるので事故が起こりそう
  • 離婚時のトラブル

上記は、もちろん全てのシングルマザーに当てはまるワケではありません。ただし、偏見を持っているオーナーは上記のように思い込みやすいのも事実です。

家賃の滞納や遅延が不安である

最も心配されやすいのは、この「家賃」についてです。シングルマザーということで、どうしても収入に関しての不安があります。そのため、オーナーにとって最大のリスクである「家賃の回収が思うようにいかない」という点は心配されやすいです。

子供が1人になるので事故が起こりそう

また、シングルマザーということは、子供が1人で家にいることもあります。そうなると、火災のリスクや隣人とのトラブルリスクが上がる可能性があるため、オーナーは敬遠するということです。

離婚時のトラブル

さらに、シングルマザーということは、離婚している場合も多いです。円満離婚であれば良いですが、仮に前夫とトラブルが続いている可能性もあります。

そのため、前夫とのトラブルを物件内に持ち込まれ、周辺住民が巻き込まれてしまうのをオーナーは心配します。このような理由から、シングルマザーは賃貸物件を借りにくいのは事実です。

シングルマザーが部屋を借りる際のポイント

前項を受け、シングルマザーが賃貸物件を探すときには以下の点を認識しておきましょう。

  • 連帯保証人を見つける
  • 保証会社を見つける
  • 初期費用の準備をする

上記「初期費用」の詳細は事項で解説するので、ここでは割愛します。また、シングルマザーでも、収入があるかどうかや、勤務形態などによっても異なる点は注意しましょう。

連帯保証人を見つける

まずは、連帯保証人を見つけましょう。連帯保証人とは、自分が家賃を支払えなくなったときに、代わりに家賃を支払ってくれる人です。連帯保証人を立てれば、オーナーも「家賃が回収できない」リスクが下がるので、入居を認めやすくなります。

また、会社に勤務していて収入がある人は問題ありませんが、現在無職であったり、パートなどで働いていたりする場合は、本人名義で部屋を借りられないこともあります。その場合は、連帯保証人になる人の名義で借りるという方法になります。

保証会社を見つける

仮に、連帯保証人を依頼できる人がいなければ、「保証会社」が保証人の代わりをするという方法もあります。ただし、保証会社は「保証人」の代わりになるので、無職の人は基本的に保証会社の審査は落ちます。パートの人は保証会社によっては借りることができます。

そのため、保証会社を利用する人は、「収入はあるけど連帯保証人がいない」という場合になります。もし、現在無職で連帯保証人もいない場合は、一時的に生活保護受給者になり賃貸を探すのが無難です。この点の詳細は後述します。

また、保証会社を利用する場合は、月額の家賃の40%~100%の金額が年1回でかかってきます。

部屋を借りるのに必要な初期費用は?

つづいて、先ほども少し触れた、賃貸時の初期費用です。部屋を賃貸するときには、以下の初期費用がかかってきます。結論から言うと、賃貸時の初期費用は家賃の4か月~5か月分かかります。月80,000円の家賃なら、320,000円~400,000円の初期費用になるということです。内訳は以下の通りになります。

  • 敷金:1か月~2か月
  • 礼金:1か月~2か月
  • 仲介手数料:1か月
  • 前払い家賃:1か月
  • 火災保険料
  • 保証料
  • そのほか費用

初期費用の相場

初期費用で多いパターンは、「敷金1か月、礼金1か月(前払い家賃1か月)」というパターンです。この場合、上記の仲介手数料はかかりません。そのため、「火災保険・保証料・そのほか費用」を含めても、家賃4か月分程度になるということです。

仲介手数料は、合計額が月額賃料の1か月分を越えなければ、貸主・借主どちらが支払っても構いません。そのため、最近は貸主が仲介手数料を負担することも多く、借主は仲介手数料を支払わないことが多いです。

上記の初期費用については物件によって異なります。シングルマザーは、初期費用をあまり捻出したくない人も多いと思うので、初期費用額はしっかりチェックしましょう。

注意点

意外と費用がかかるのが「引っ越し費用」です。荷物が少なければ50,000円前後ですむこともありますが、荷物によっては100,000円超えることもザラです。また、家具・家電の処分費などがかかることもあるので、早めに見積もりしておきましょう。

敷金ゼロ、礼金ゼロの物件を借りる際の注意点

「敷金0円、礼金0円」の物件を、いわゆる「ゼロゼロ物件」という呼び方をします。ゼロゼロ物件は初期費用が大分減りますので、収支的には大分助かる物件です。ただし、ゼロゼロ物件は以下の点に注意しましょう。

  • 定期借家法でないか?
  • 短期契約のペナルティはないか?
  • 特約はないか?

定期借家契約とは、たとえば「後9か月で契約は強制終了です」という契約です。また、1年未満に退去したら、ペナルティとして違約金が生じるような短期契約ペナルティが存在する物件もあります。

さらに、「退去時にクリーニング代として30,000円請求します」のような特約を結ぶ物件もあります。このように、ゼロゼロ物件でもきちんと内容を見ないと、下手したら敷金も礼金もある物件より、結果的に高額になることもあります。

また、敷金はあくまで「預り金」で、退去時に賃借人の負担で修繕する箇所があれば敷金から差し引かれるという流れです。つまり、敷金を預けていない状態で、賃借人が負担する修繕が生じれば、その金額は支払う義務がある点は認識しておきましょう。

生活保護受給者の部屋探し

先ほど少し触れましたが、生活保護受給者は保証会社を立てて賃貸物件を探すことができます。つまり、生活保護受給金が「収入」と判断されるということです。また、ネットで「生活保護賃貸」と検索すると、生活保護受給者向けの物件がピックアップされます。

そのような物件は生活保護受給者の賃貸実績があったり、仲介する不動産会社が「通りやすい保証会社」を知っていたりします。シングルマザーで生活保護を受けている人は、このようなサイトも活用してみましょう。

このように、シングルマザーが部屋を探すときには、連帯保証人の有無と、自身の収入、そして初期費用を把握しておきましょう。これらの点を把握し、自分にとって一番賃貸しやすい方法をとれば、シングルマザーも部屋が借りやすくなります。

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